誉田八幡宮

応神天皇陵の主を祀る「誉田八幡宮」は羽曳野のパワースポット

こんにちは。神社仏閣大好きみんじもライターです。

藤井寺から羽曳野にかけては古市古墳群が残っており、その中心にあるのが羽曳野の応神天皇陵(誉田御廟山古墳)です。応神天皇陵は仁徳天皇陵に次ぐ、全国2位の規模を誇る古墳です。

なお、2019年7月、応神天皇陵古墳・仁徳天皇陵古墳を始めとする49基の墳墓群「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されました。その応神天皇陵のすぐ南に鎮座するのが応神天皇を祀る「誉田八幡宮(こんだはちまんぐう)」であり、日本最古の八幡宮です。応神天皇は幼少の頃、誉田の地で過ごしたと言われています。

今日はそんな歴史のある「誉田八幡宮(こんだはちまんぐう)」をご紹介します。

誉田八幡宮の由来

誉田八幡宮は第29代欽明天皇(在位539年~571年)の命により応神天皇陵古墳の前に社殿を建立し、八幡大菩薩として祀ったことに始まります。主祭神は応神天皇(誉田別尊・こんだわけのみこと)です。

ちなみに、全国にある「八幡宮」が祀っている八幡様と言うのは誉田別尊のことです。

欽明天皇が参拝した際、八幡大菩薩が現れたという逸話から歴代天皇が行幸した他、聖徳太子や弘法大師、行基、菅原道真などが参拝したと言われています。鎌倉時代には、源氏の氏神である「八幡神」を祀る社として信仰され、1196年に源頼朝が社殿、伽藍を修復します。

なお、現在の拝殿(正面十一間、奥行三間)は徳川家光によって修復完成されたため、拝殿の各ところに徳川家の「三つ葉葵」の紋が入っています。

応神天皇(誉田別尊)

勇猛な日本で一番の神、日本武尊(やまとたけるのみこと)の孫になります。妊娠中に新羅討伐を遂行した女傑の神功皇后を母に持ちます。そのためか、応神天皇は武の神とされています。

安産社

誉田八幡宮の境内にはいくつかの末社がありますが、女性から注目されているのが南大門の近くに立つ安産社です。神功皇后は応神天皇を妊娠したまま、朝鮮半島(新羅)征伐へ出陣します。

無事に勝利を遂げて帰国した後、応神天皇を出産しますが、その際に槐(えんじゅ)の木で産屋を作ったところ、安産で出産することができました。境内の安産社には「安産木」と呼ばれる槐の老木があり、安産の神として信仰されています。

アクセス(行き方)、営業時間、定休日は?

気になる誉田八幡宮へのアクセスですが、近鉄南大阪線「古市駅」から徒歩で10分程の距離にあります。社務所営業時間は6時00分~19時00分までとなっており、その時間内であれば御朱印や御祈祷の受付が可能です。定休日はありません。

応神天皇(誉田別尊・こんだわけのみこと)のパワーを有難くいだける誉田八幡宮。ぜひ観光やパワースポット巡りに訪れてみてはいかがでしょうか?

スポット名誉田八幡宮(こんだはちまんぐう)
ジャンル神社
予約可能
直接神社にお問い合わせください
住所大阪府羽曳野市誉田3-2-8
交通手段近鉄南大阪線「古市駅」から徒歩で10分
営業時間6時00分~19時00分
神社内24時間入れます
定休日年中無休
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