お葬式 危篤

家族の危篤を知らされたときにお葬式までに必ずするべき3つの事

こんにちは。みんなのじもと編集部です。

みんなのお葬式では大切なご家族様が亡くなってしまった時に、いったい何をすれば良いのかといった様々な手続きを、専門のライターさんに募集して公開しています。突然の出来事でパニックになることも多いお葬式の手続きですが、ぜひパニックになる前に当記事をチェックして対応してみてください。

大切な家族が危篤?そんな時どうする?

お葬式 危篤

親や親戚、同居人が危篤となった場合、一番初めに何をしないといけないでしょうか。冷静になって考えれば、わかることかもしれません。しかし、そのような事態は突然起こるものです。自分の大切にする人に万一のことが起こった場合、適切な対処ができるように今回は「危篤を知らされたときにすべきこと」について紹介していきます。

関係者や親族に連絡を取る

危篤を知らされた時にまずすることは、「その人の関係者に連絡を取る」ことです。一人一人、様々な人間関係の中で生活しています。連絡をとるべき人間関係を分けると、親族関係、会社関係、友人関係の大きく3つあります。その中でも一番に連絡をとるべきなのは、親族関係のうち、2等身以内の親と子供です。

その後、連絡がとれた2等身以内の親族に、ほかに早急に連絡すべき人を尋ねることが比較的スムーズにすすみます。危篤となった方の社会的立場によっては、会社関係へすぐ連絡すべきかもしれません。危篤を知った人と危篤になった人の関係にも寄りますが、2親等以内の親族に確認してからそれ以外の方へ知らせをするとよいでしょう。

危篤を知らせるならまず電話しよう

お葬式 危篤

つぎに連絡方法の優先順位、連絡事項をまとめていきます。連絡方法の優先順位ですが

1.電話
2.ショートメッセージ

この順番になります。この連絡は深夜でも問題ありせん。連絡すべき事項は「自分の名前と連絡先」、「危篤になられた方の名前と病院名と住所」、「危篤になった時間」です。場合によっては病院の地図も必要かもしれません。

宗教上の慣習に配慮しよう

日本人はほとんどが仏教徒で、信仰心厚い方は少ないかもしれません。しかし危篤の方が何か宗教を信仰している方の場合は注意が必要です。なぜなら特別な慣習がある場合があるためです。たとえば、キリスト教徒の場合、神父(カトリック)や牧師(プロテスタント)に連絡して、「終油の秘跡」あるいは「聖餐式」を本人の意識があるうちに行っていただく必要があります。至急危篤に陥っている方の宗教関係の方に連絡をとりましょう。

危篤を知らされた時にすることのまとめ

以上、みんなのじもとライターが危篤を知らされた時にすることを紹介しました。

1 危篤となった方の関係者と連絡を取る(連絡方法は原則電話)
2 名前と病院の住所をきっちり伝える
3 宗教上の配慮をする

「備えあれば憂いなし」と言いますが、万一に備えて危篤を知らされた時に自分が冷静に判断できるように、自分がすべき対応を知っておきましょう。

連絡した方が良い親等親族表

家族

危篤者本人及びその配偶者から見て、一般的に連絡した方が良い家族の範囲をご紹介します。あくまでケースバイケースですが、参考程度にご確認ください。

【危篤者本人及び配偶者を基準に】
・1親等
父母、配偶者の父母、子、子の配偶者
・2親等
祖父母、兄弟姉妹、配偶者の祖父母、配偶者の兄弟姉妹、孫、孫の配偶者
・3親等
姪・甥、配偶者の姪・甥、ひ孫