忠犬眠る犬鳴山温泉は温泉と紅葉が楽しめる泉佐野市の観光スポット

こんにちは。みんなのじもと大阪です。

本日ご紹介するのは、大阪府泉佐野市にある紅葉スポット、犬鳴山です。大阪市内から50分程度車を走らせるとたどり着く紅葉スポットで、歴史的な秘湯と呼ばれ親しまれている府内でも人気の温泉郷です。古くは修験道の霊場としても名高い山域で、渓谷を歩くと霊的な、パワースポットの雰囲気がたっぷり感じられる観光スポットです。

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犬鳴山の滝は大小合わせて48滝。紅葉スポットとして有名。

「大阪みどりの百選」にも選ばれている犬鳴山ですが、48滝が見られる景観豊な山としても知られています。紅葉のシーズンは特に人が溢れ、モミジ、カエデ、イチョウなどの木々が赤や黄色に色づき、素晴らしい眺めを楽しむことができます。

ハイキングコースとしても有名で、紅葉時に犬鳴山七宝瀧寺まで続く美しい山道を歩けば心も晴れること間違いありません。毎年11月の中旬から紅葉シーズンが始まり、12月初旬頃までは紅葉狩りを楽しめます。

また、犬鳴山は修道体験ができることでも有名です。場所は七宝瀧寺の葛城二十八宿修験道根本道場で、犬鳴山修験者の指導のもと滝に打たれて身を清めることが可能です。日頃の行いを修業により見つめなおすなんてなかなかできません。興味がある場合は犬鳴山七宝瀧寺にご連絡してください。

犬鳴山七宝瀧寺での修行は女性も可能です。

犬鳴山七宝瀧寺の犬鳴山義犬伝説

犬鳴山七宝瀧寺は原始の森の寺院で、弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗犬鳴派の大本山として知られるています。そんな犬鳴山七宝瀧寺がある犬鳴山には古い伝説のお話があります。

天徳年間に紀州の漁師がシカを追い、犬鳴山の滝に来た時、連れていた愛犬がけたたましく吠えました。その吠え方に怒った漁師は自分の犬の首をはねてしまいます。

愛犬の首はそのまま転がり、近くにいた大蛇に噛み付き、蛇と共に息絶えてしまいました。漁師は愛犬を殺した事を悔いて供養し、自分の田地を不動堂に寄進したのです。そして宇多帝（うだてい）より犬鳴山と勅号を与えられたのでした。

犬鳴山とはそんな悲しくも忠実な犬がいたから付けられた名前なんですね。紀州犬は頭がいいですから。

犬鳴山麓にある犬鳴山温泉で疲れを癒す

犬鳴山温泉は紅葉狩りやハイキングの後に疲れを癒すには最適のスポットで、泉質も素晴らしく秘境のムードが漂う中での入浴が可能です。最近では外国人の観光客もとても増えている人気スポットです。

日帰り温泉のスポットも充実しているので、1000円弱で色々な温泉に入ることができます。露天風呂がある温泉は紅葉の時期は特に絶景を味わえます。ぜひ訪問の際は露天風呂付の温泉に行ってみてください。下記に犬鳴山温泉周辺の温泉をご紹介しておきます。

犬鳴山温泉 み奈美亭

「み奈美亭」の天然温泉には純重曹泉がたっぷり湧き出ており、四季折々の豊かな自然の中で温泉情緒を楽しみながら心身共にリフレッシュするできること間違いなし。打たせ湯やサウナも完備。日帰り温泉のプランもあります。

犬鳴山温泉 不動口館

全10室限定の隠れ家的温泉。わずか大阪から45分で味わえる秘境体験。とても大阪には見えない絶景と地元名産犬鳴ポークを心行くまでご堪能ください。その他にも泉州の新鮮な野菜やお米も楽しめます。

犬鳴温泉センター

リュウマチ、糖尿病などに効くと話題の温泉、犬鳴山温泉。温泉は純重曹泉で神経痛にも効能あり。自慢の大浴場からは和風庭園も眺めることができるのでリラックスするにはうってつけの温泉です。

犬鳴山グランドホテル紀泉閣

日帰り温泉やお食事だけも楽しめる老舗の旅館が犬鳴山グランドホテル紀泉閣です。旬の会席料理・犬鳴ポークのしゃぶしゃぶなどを部屋を予約していなくても楽しむことができます。

犬鳴山温泉までのアクセス、営業時間、定休日は？

犬鳴山までのアクセスですが、電車ですと阪和線日根野駅下車後、南海バスに乗換でから約20分で到着です。停車駅は犬鳴山駅です。車の場合は大阪からですと、阪神高速環状線を関空方面に進み、上之郷ICを出て、信号を直進。その後新前川橋信号を右折すると到着です。

営業時間は24時間入山可能ですが、夜は危ないので明るいうちに紅葉狩りにでかけましょう。定休日などは特にありません。素晴らしい紅葉の絶景と温泉、どちらも楽しむのであれば犬鳴山温泉が大阪のベストスポットです！