関西風うなぎの最高峰「魚伊本店」慶応三年の焼きの歴史を堪能

こんにちは。関西風のうなぎが大好きなみんなのじもとライターです。

大阪メトロ谷町線「関目高殿」駅近くにある手焼きうなぎの名店、魚伊をご存知でしょうか？こちらのお店は慶応三年に創業と非常に長い歴史を持つうなぎ専門店で、天神橋筋5丁目、阪神百貨店梅田本店地下1階惣菜コーナー、阪急うめだ本店地下1階食料品売り場にもお店がある関西では有名なお店です。

魚伊はやっぱり本店が一番旨い

百貨店もお土産には良いのですが、やっぱり美味しいのは焼きたてを提供してくれる本店と天5店です。その中でも特に店舗外装が美しい本店を今日はご紹介したいと思います。本店は1Fにカウンターとテーブルの席があり、2Fは宴会もできるスペースが完備されています。

込み合っていなければ基本は1Fの席に案内されます。まず店内に入ってすぐ目に入るのが、職人さんがうなぎを焼いている姿です。魚伊さんでは創業以来ずっと備長炭で焼くスタイルととられており、関西風の炭火焼き鰻の代表格となっています。

関西風のうなぎは何が違う？

関西風のうなぎの食感を一言で言いますと、モチモチふわふわです。本店のすぐ横にある作業場で1匹ずつ丁寧に捌かれたうなぎはその日まで生きていた物なので超新鮮。そのうなぎを皮目から備長炭で焼き上げ、何度も秘伝のたれをかけながら裏返すスタイルです。

そのため焼き面の皮の部分はパリっとしながらも皮が若干もちもちしています。この食感は関東風のうなぎにはありません。関東は蒸されているのでふわふわ食感、これはこれで美味しいのですが、関西風は皮目のパリッ＆モチモチに身の部分のふわふわが楽しめるのが素晴らしいんです。

脂が乗っているので上でも十分満足

そんな魚伊さんのメニューですが、うな重は鰻2/5尾・きも吸・香の物付で1980円、上になると鰻2/3尾になり2,950円、特上は鰻1尾の大きさで4,280円です。値段以上の満足感があるはずですよ。他にも特上ひつまむしやうなぎ茶漬け、う巻きにうざく、白焼きなどどれも焼きたてうなぎなので絶品です。

週末になると本店はいつも駐車場が満杯になり、たくさんの人が並ぶほどの人気店ですが、特に父の日と土用の丑の日は凄まじい盛況っぷりです。土用の丑の日のシーズンに入ると、駐車場には警備員さんが常駐となり、停めることも中々できなくなります。待ち時間も1時間待ちなんてザラです。

魚伊でしか食べれない食感は希少

ただ、それでもやっぱり食べたくなるのは魚伊さんのうなぎは唯一無二の食感と味だからです。皮目のパリっとした食感と身のふわふわ感は他店では食べることはできませんし、当然ながら百貨店のお持ち帰りでも再現できていません。本店だからこそ味わえる希少性があるため足しげく通ってしまうんですね。

魚伊本店ではくじらのハリハリ鍋も

実は本店では鯨を使ったコースメニューもあり、ハリハリ鍋も一人前3,650円から食べることができます。ワインなどのお酒も完備されているので歓送迎会や記念日などにもおすすめですよ。関東の方もぜひ関西を代表する焼きに命をかけた名店、魚伊で美味しいうなぎを堪能してください。

アクセス、営業時間、定休日、駐車場、電話番号

気になる炭焼きうなぎの魚伊 本店へのアクセスですが、大阪メトロ谷町線「関目高殿」駅(5番出口)から徒歩5分、京阪本線「関目」駅から徒歩10分の場所にあります。営業時間はランチが11:00～14:00、ディナーが16:00～21:00（L.O.）です。定休日は第2火曜（※祝日の場合営業）、駐車場は店舗横に10台完備されています。その他電話番号やイベントなどは下記概要の食べログホームページからチェックしてください。

魚伊本店の予約のポイント伝授

ちなみに常連の私が魚伊本店で一番美味しくうなぎを食べるタイミングをお伝えしますと、間違いなく11：00に行くのが最適です。魚伊さんではたくさんのお客さんをさばくために、開店前にうなぎの焼きの準備に入ります。11時の時点であれば焼きたてのできたてが食べれるので、感動するくらい美味しいんです。

ところが閉店ギリギリの14：00のタイミングになると、一度焼いた物が一旦冷めて、それを再度焼きなおした状態になるので焼きたてに比べると全く別物になります。焼くタイミングが落ち着くと一旦冷めてしまうのは当然のことなので、行くのであれば開店のタイミングがベストですよ。ぜひ本物の関西うなぎを食べてみてくださいね。

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