こんにちは。神社仏閣が大好きなみんなのじもとライターです。
今日は金運上昇の福の種のお守りがもらえると話題の神社、杭全神社をご紹介します。大阪市平野区にある「杭全神社(くまたじんじゃ)」は金運上昇の御利益があります。その理由は「福の種」です。なお、ちょっとややこしいのですが、地名の杭全(くまた)は東住吉区ですが、杭全神社は平野区に所在地があります。大人の事情でそうなってしまったのでしょうか…
金運上昇の福の種のお守りがもらえる「杭全神社」
杭全神社は平安初期に、坂上田村麿の子供である広野麿がこのあたりを領地として賜り、その子の当道が862年(貞観四年)に牛頭天王(素戔嗚尊)を祀る祇園社を創建したのが始まりとされています。
なお、現在この地が「平野宮」となっているのは、「広野麿」がなまったものと言われています。境内にある連歌所は1707年(宝永五年)に再建されたもので、連歌のための建物としては国内に現存する唯一の物としても話題です。
日本を造った神「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」が御祭神
杭全神社の御祭神は以下の3柱です。
第一本殿:素戔嗚尊(すさのおのみこと)
天照大神の弟で、ヤマタノオロチを退治した神です。
第二本殿:熊野三所権現(くまのさんしょごんげん)
伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊の3神のことです。
第三本殿:伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
日本を造った神です。なお、本殿三棟は全て国指定重要文化財に指定されており、とても貴重な建物としても有名です。
無料で配られている金運アップのお守り「福の種のお守り」
はるか昔、疫病がこの地に蔓延します。その時、御神から授けられた籾(もみ)を田んぼに植えたところ疫病が鎮まり、豊作に恵まれます。それ以降、春の田植えの神事で金運上昇を祈願した「福の種」を配るようになりました。「福の種」のお守りは無料で配られているので、杭全神社に参拝した人は忘れずにいただくことをおススメします。お守りは五円玉のような形をしており、「金運福種」と書かれた中央に籾が一粒入っています。
裏側には籾の絵が描かれています。お守りを財布に入れておくと、お金に困ることはないそうです。「福の種」の稲は杭全神社の参道にある弁天池の脇、宇賀神社(杭全神社の摂社)の横で栽培されています。田んぼの前に鳥居があり、五円玉の絵が刻まれています。
恋人の心が離れないと言い伝えがある「狛犬」
狛犬の脚元に紐が結ばれていますが、「走り人足止め」という願掛けです。走り人とは昔の家出人のことですが、現在は恋人になぞられています。紐を2本狛犬の前脚にくくりつけて願掛けし、その内1本を家に持ち帰ると恋人の心が離れないと言い伝えられています。
アクセス(行き方)、営業時間、定休日は?
気になる杭全神社へのアクセスですが、JR大和路線「平野駅」から徒歩7分の所にあります。営業時間は毎日午前9時から午後4時まで開いており、御朱印や御祈祷も営業時間内であれば可能です。定休日は特にありません。金運上昇祈願にぜひ杭全神社(クマタジンジャ)へ訪問してみてくださいね。
スポット名 | 杭全神社(クマタジンジャ) |
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ジャンル | 神社 |
予約 | お問い合わせください |
住所 | 大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-67 |
交通手段 | JR大和路線「平野駅」から徒歩7分 |
営業時間 | 毎日午前9時から午後4時まで随時 拝観は24時間自由 |
定休日 | 年中無休 |
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