みんなの株式投資

どうして株の価格は高くなるの?株価の変動の仕組みを学ぶ

こんにちは。みんなのじもとマネー編集部です。

株を買うのであれば、価値が高くならないと意味がありません。価値が高くなるということは、購入した時よりも株の価格が高くなっている状態のことを言います。もしあなたが100円で株を購入したのであれば、その株が200円になれば100円の儲けが出たことになります。

ではその時にいったいなぜ株の値段は高くなったのでしょう?今日は株の価格(株価)が高くなる仕組みをご紹介します。

株価が上がるには革新的な商品開発が必要

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株の価格は日々変動しており、1日ずっと同じ価格で終わることはほとんどありません(全く人気の無い株はそのままの場合があります)。株は購入したいと思う人が多ければ上がり、売りたい人が多ければ下がる、そこだけ見ればとても単純な仕組みです。

では、株価はいったいどんなタイミングで上がるのでしょう?まず、株価が大きく反応するポイントは新製品の開発、販売、新しい工場の建築などの新規投資などです。このような前向きな企業の行動は近い将来に会社に好影響を及ぼすことが予測されますので、株を欲しい人が増えます。すなわち株価が上がるのです。

利益を上げ決算で好成績を出す

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次に大きなポイントは企業の成績です。業績が良ければ株価は上がりますし、業績が悪く赤字続きであれば株価は下がります。企業は利益が出れば出るほど株価も上がっていき、投資家もたくさんの配当を得られる訳です。

企業による業績の発表のことを決算発表と言います。決算は企業にとって通知簿を公開するのと同じです。良い通知簿を投資家に見せるために、会社は営業していると言っても過言ではありません。

国の経済政策による株価上昇

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最近ではアベノミクスと呼ばれる安倍晋三首相が先頭に立って行っている経済政策がありますが、この経済政策のおかげで株価は大幅に上がっています。このように政治の力によって経済が活発に動くことでも株価は大きく上がります。世界情勢が良くなればなるほど株価は上がって行くものです。

たくさんの人が株を欲しがるほどの大きな情報が企業から出た場合は「ストップ高」と呼ばれる、1日の値幅の上限まで株価が上がることもあります。株式投資をするのであれば、ぜひストップ高を経験してください。自分の応援する会社の株価が上がるのは本当に嬉しいものです。

株価が下がるとデメリットしかない

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ちなみに株価が下がる理由は、この記事に書かれていることの逆です。逆の状況になれば下がります。株価が下がれば下がるほど企業も投資家も貧しくなりますので、良い影響が起こることはありません。投資家はできる限り業績の良い会社をみつけ、投資することで利益を得ることができます。