栗きん豚吉吉の豚まんは丹波市を代表する味！お土産にも喜ばれますよ

こんにちは！LOVE丹波編集部です。大阪では551の豚まん、神戸南京町では老祥記や四興樓、三宮一貫楼、皇蘭が有名ですが、実は兵庫県丹波市にも有名店には引けを取らない豚まんのお店があるんです。そんな豚まんのお店、栗きん豚吉吉をご紹介してみたいと思います。

栗きん豚吉吉の豚まんは絶品

丹波市生まれのご夫婦によって、2016年に「丹波栗きん豚」でつくる手づくり豚まんのお店、栗きん豚吉吉がオープンしました。読みかたはよしよしと読みます。こちらのお店は、イベントでの出店が主なのですが、人が人を呼び込むようで、いつの間にやらお店にもたくさんの人が来るようになったそうです。

ふんわりもちっとした食感の豚まんの生地に、ジューシーな味わいのあんが入っており、丹波市の市民を中心に、地域の方々から愛されている素敵な豚まんを販売されています。

オーナーは栗きん豚に惚れ込んで豚まんを製造

オープン当時は屋号が「吉吉」でしたが、現在は「栗きん豚吉吉」に変更されました。栗きん豚吉吉は、豚まんをメインに販売していたものが、リピーターによる反響がどんどん大きくなり、豚肉や加工品を提供するまでになったそうで、今では人気店にまで成長しました。

ご夫婦で切り盛りしていますが、実はその経歴は食品関係とは無関係だったようです。豚まんをつくるきっかけになったのが、材料となる丹波栗きん豚との出会いだったそうです。

豚まんは全て手作りを貫く

栗きん豚で豚まんを作りたいという思いに協賛して下さる知り合いのツテもあり、丹波栗きん豚まんが考案・試作されたそうです。お店を始めるノウハウも無かったそうで、丹波市の起業支援「チャレンジカフェ」に参加したことでノウハウを集めることができ、今に至るそうです。

コスト高になっても、惚れ込んだ材料に妥協をしたくないとう店主の思いのもと、今でも皮もあんも手作りを貫いているそうで、栗きん豚という仕入れ金額の高いブランド豚をこだわりを持って使用し続けています。

店主が惚れ込んだ丹波栗きん豚については、丹波市民ならば知っているでしょうが、簡単に説明しますね。栗きん豚とは丹波栗を飼料にして育ったうま味成分の高い豚です。脂身はさっぱりしており、それでいて甘くてうま味があり、栄養価も高い豚肉として評価されています。ホームページにも説明が乗っていましたので紹介させていただきます。

丹波栗きん豚は、丹波市春日町の近藤榮一商店と、同市内の県立高校が産学共同で開発されたものです。同校で飼育される豚に、丹波栗のＢ級品を餌（えさ）として与えることで、肉質のやわらかくておいしい豚肉が生産でき、開発から約２０年がかりで特許庁から認証を得ました。

有名なスペインのイベリコ地方で生産され、肉質の良さで世界的に知られるイベリコ豚は、ドングリを餌として与えていますが、丹波栗きん豚には、ドングリと共通する成分のシステインを含む栗と、パイナップルの搾りかすの成分のプロメラインを同時に与えています。

与える前と、与えた後の豚の検体を検査した結果、給餌後は、なんとうま味成分のグルタミン酸が25倍。アラニンが5.5倍も一般的な豚肉より多く含まれていることが分かりました。 とにかく「美味しい」を追及して出来上がった極上の豚肉です。

そんな栗きん豚をたっぷりと使用し、老若男女問わず、気軽に食べられるようにと試行錯誤して作られたのがこの豚まんなんですね。

お土産にも最適な栗きん豚の豚まん

現在、自宅兼店舗で豚まんや加工品を販売されていますが、お客さんの「美味しかった」「また来るよ」という生の声を聞けることを励みにイベント出店も続けられています。色々なTVにも取り上げられている丹波市を代表する豚まんと言っても過言では無いと思います。

丹波市生まれの栗きん豚を利用した豚まんは味はもちろん美味しいのですが、他県へのお土産にもうってつけです。地元食材を多方面に届けてみてはいかがでしょうか？

栗きん豚カレー缶詰も登場

そんな栗きん豚吉吉さんですが、丹波栗きん豚カレー缶詰の販売を最近はじめられました。スパイスカレーで人気の丹波篠山市のお店「ヒマラヤンワルツ」さんが作った、丹波栗きん豚を使った絶品カレーの缶詰です。

味はレッドカレーとイエローカレーの2種類があり、レッドカレーはトマトベース、イエローカレーはココナッツベースの本格的なスパイスカレーです。中に丹波栗きん豚がゴロッと入って食べ応え満点で最高に美味しい一品ですので、ぜひ豚まんと一緒に購入してみてくださいね！

通信販売は「栗きん豚吉吉ホームページ」で受け付けていますので、栗きん豚の味が気になる方はぜひお取り寄せしてみてくださいね。