こんにちは!LOVE丹波編集部です。今回は、丹波市立植野記念美術館をご紹介します。
この美術館は、丹波市出身の実業家・植野藤次郎氏(1922年~1999年)からコレクションと共に寄贈されたもので、1994年に開館、現在は旧氷上町から丹波市へと運営が引き継がれています。
丹波の景観に溶け込む総花崗岩積みの石造建築物
植野記念美術館は、まず西洋の宮殿のような荘厳な姿がまず目を引きます。すぐ側には加古川が流れており、とても静かな雰囲気です。入口は階段の上にあり、オブジェの飾られた高い階段を昇っていると、異世界へを向かうような不思議な気分になります。
館内に入ると、ホールが吹き抜けになっているため非常に開放感があります。この内装を眺めるだけでも一見の価値がありますよ。
展示会や企画も充実
展示会は企画展や特別展が毎年3~5回行われており、講演会や美術鑑賞ツアーといったイベントも開催されています。展示会の内容も浮世絵、写真、彫刻、絵本、アニメと非常に多岐に渡ります。
また、丹波市や兵庫県ゆかりの芸術家に焦点を当てた展示会も時折開催されています。展示室がやや小さいのが難点ですが、展示内容は質も量も素晴らしく、落ち着いた雰囲気で美術鑑賞をじっくりと楽しむことができます。
ただ、ミュージアムショップ、飲食店(飲食室)もかなり小さく、特にショップでは定番のクリアファイルや絵葉書、陶磁器といったもの以外は品ぞろえも少ないので、「おしゃれで珍しい記念品を買いたい」という人は要注意です。
丹波市立植野記念美術館の観覧料
観覧料は大人1名で800円と比較的安く、無料の駐車場も広いのでお金がかからず気軽に訪れることができます。やや奥まった場所にあるので場所が分かりづらいですが、すぐ近くには氷上IC、ゆめタウン丹波等の商業施設やレストラン等もあるので、行き帰りに食事や買い物をすることもできます。
※観覧料は企画により変更となりますので、ご訪問の際はご注意ください。
植野記念美術館は、設備は小ぶりながらも展示内容は充実しており、気軽に質の高い美術品を見ることができます。地域の特色ある博物館や美術館は日本が誇るべき財産とも呼べるものですので、今後も続いていってほしいと思います。
植野記念美術館で興味のある展示があれば、ぜひ一度観覧に訪れてみてください。
施設名 | 丹波市立植野記念美術館 |
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ジャンル | 美術館 |
住所 | 兵庫県丹波市氷上町西中615−4 |
交通手段 | JR「石生駅」より神姫バス約10分京橋下車すぐ |
営業時間 | 10:00~17:00(入館16:30まで) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示入替期間 |
観覧料 | 有料 常設展:大人300円、高大生200円、小中生100円、企画展:企画により異なる |
駐車場 | 有 45台(無料) |
喫煙 | 禁煙 |
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