最高レベルのつけ麺「時屋」は学調味料不使用の究極感動スープ

こんにちは。ラーメン大好きみんなのじもとライター「もふにゃん」が私的ランキング1位のつけ麺屋さんをご紹介します。

場所は西中島南方駅から徒歩10分程度、JR新大阪駅からは徒歩8分。決して駅からは近いとは言えない、立地は良くない場所に行列のできるつけ麺屋さんがあります。その名も「時屋」。ランチタイムやディナータイムには常に行列が出来ている大阪で超人気のつけ麺屋さんです。

行ったことが無い方はぜひチェックして食べに行って欲しい。そんな名店です。オーナーが久保時也さんだから時屋なんですね。ネーミングも単純で素敵…

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素材のこだわりダイレクト。つけ麺専門店「時屋」

こちらの時屋さん。もともとは淀川区西中島本店がスタートですが、現在では本店だけでなく、ラーメン激戦区の天神橋筋六丁目駅に「時屋 レスポワール」。系列店として「フェニックスの涙」と2019年9月現在3店舗を運営されています。

では、はっきり言いますね。どのお店でもクオリティは同じ。美味しいつけ麺が食べられます。支店だからと言ってクオリティが落ちているということは一切ありません。天六の時屋レスポワールの方が私は少し空いているし綺麗だから好きなくらいです。

「本店最高」みたいな神話はありませんので安心してください。近いお店に行った方が無難ですっ。どのお店に行っても丁寧に作り上げられたスープの味を堪能することができます。

もともとラーメン屋さんだった時屋。オーナーは苦労人

もともとオーナーはワーキングホリデーで海外に行っていた時に、現地レストランで働くことになり、そこで出会った現地のオーナーがラーメン店を出店することになったのがラーメンとの出会いだそうです。

そこで経験した海外ならではの新しい感覚、良い意味での外し方などが今の時屋の原点になっているそうです。ガチガチのラーメン店で修業していたら、時屋の味は生まれなかったのかもしれません。帰国後は様々な味覚のトレーニングを積み、満を持して時屋をオープンさせたのだそうです。

最初はラーメン屋でスタート。全然売れなかったラーメン時屋

今でこそつけ麺で超人気の名店時屋ですが、スタート当初はラーメン屋さんとして運営しており、ラーメンがメインメニューだったそうです。オープンしてしばらくは上手く行っていたそうですが、だんだんと遠のく客足…オーナーの久保時也さんも相当悩んだそうです。そんな時サイドメニュー的扱いだったつけ麺に奇跡が起きます。

最初９：１の比率だったラーメンとつけ麺ですが、時がたつにつれどんどんつけ麺の比率が上がっていき、ラーメンがどんどん売れなくなっていったそうです。その代わりにつけ麺が爆発し、お客さんのお目当てはつけ麺一色に。と言うわけで「ラーメン辞めちゃお」となったそうです。

まさに再度メニューのつけ麺によって時屋は救われたんですね。すごい奇跡です。

豚つけ麺？鶏つけ麺？あなたはどっち派？

時屋のメインメニューと言えば豚か鶏。この二つのスープから選びます。

まずは豚つけ麺ですが、こちらは濃厚豚骨魚介がベースです。どろりとした魚介の味香るスープがめっちゃ美味しい。私はだいたいこっち派です。大量の豚骨と野菜を混ぜて炊き込み、時間を調整しながら魚介類を投入。動物と植物、魚介を絶妙なバランスで配合されたスープは芸術的です。

濃厚なドロ系のつけ汁が好きな方は迷わずこちらを選んでください。

次は鶏つけ麺。こちらは味は濃いがあっさりした鶏ベースのつけ汁が魅力。内臓を徹底的に綺麗に掃除し、苦みが出ないようにした処理をした鶏ガラを使用し、寸胴にはたっぷり６羽使用。徹底的な下処理をすることでが澄んでいながらコクのある鶏ガラスープが生まれるわけですね。

こちらの鶏スープはコラーゲン（アミノ酸）がたっぷり入っていて、冷やすとゼラチン状に固まるほど旨味と営業が凝縮されているんだそうです。時間とか温度とかとにかくめっちゃこだわって作られている感が舌から感じれます。

ラーメンの〆に出汁ご飯。これが時屋の革命

つけ麺を食べた後に、最後セットで付いているのがだしご飯。これが時屋が時屋である所以です。他のつけ麺屋さんとは一線を画すほどに違いを生むのがこの出汁ご飯なんです。

和食店顔負けのしっかりした出汁のスープに小さいご飯が盛られており、ご飯の上にはほんの少しの梅が乗っています。そこにつけ麺のつけ汁をかけて最後にいただきます。ごはんの量も適量でちゃっと食べてご馳走様ができるくらいの量ですし、出汁と本当にあいます。これ、すごい。感動しちゃいました…

豚ベースと鶏ベースでだしご飯の味も違っており、つけ汁にあう最良の出汁とご飯を研究し尽くして作られていることがわかります。このメニューだけ別売りしても追加で購入しちゃうくらいのクオリティです。

豚ベースの場合は澄んだ和風だし、鶏ベースの場合は濃いめのクリームベースの出汁。このこだわりは本当にすごいです。豚ベースの場合は雑炊と言えますが、鶏ベースの場合はリゾットに近いような味になります。

営業時間、予約、定休日、系列、駐車場や通販情報は？

営業時間は平日は11:30～15:00（L.O14:50）。夜は18:00～23:00（L.O22:50）です。土・日・祝は11:30～23:00（L.O22:50）までの通し営業となります。定休日は無し。年中無休なので安心です。

系列店ですが、天神橋筋六丁目駅に「時屋 レスポワール」。系列店淡路駅、下新庄駅が最寄の「フェニックスの涙」と2019年9月現在3店舗を運営されています。

時屋本店には駐車場はありませんので、コインパーキングを利用してください。予約はできませんので並ぶしかありません。これはもう我慢するしか無く、人気店で美味しいので仕方ないです。並ぶのが厳しい方に通販の情報も店舗情報欄に載せておきますのでご覧ください。

つけ麺専門店「時屋」のまとめ

現在３店舗運営。激戦区の天神橋筋六丁目駅でも着実にお客様を捕まえて人気店になっている時屋。どのお店にいってもクオリティにばらつきはありません。ですのでご自宅から近いお店で大丈夫です！

豚つけ麺、鶏つけ麺、最初は悩みますが、これもどちらを注文しても美味しいので残念な気持ちになることはありません。それぞれのスープの良さを体験して欲しいので、友人と二人で行った場合は別々のスープ。一人の場合は最初は豚、次の訪問で鶏をおすすめします。

大阪最高峰の味を誇るつけ麺屋さん「時屋」。お時間ありましたらぜひ一度訪問してみてください。最後の〆のだしご飯までが一つの料理として完成されていますよ。

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