こんにちは。本日は枚方市在住のライターさんにおすすめの和菓子をご紹介頂きましたので記事を紹介します。
枚方名物はひらパーだけじゃない。銘菓「あかつき」を食べずして枚方を語るなかれ。少し強めに言ってしまいましたが、実際の所枚方の有名スポットは確かにひらパーしかありません。でも最近では枚方T-SITEもオープンして少しずつ栄えている枚方市。そんな私の地元に美味しい和菓子があるんです。
呼人堂あかつきとはどら焼き?三笠まんじゅう?
枚方市民以外の大阪人に「あかつき」と言うと「それ、何?」と答えが音速のスピードで返ってきますが、三笠まんじゅうと言えば大抵通じます。そう、あかつきは三笠まんじゅうの事で、この頃はどら焼きの方が一般的の名称になってしまいました。
あかつきとは枚方を代表するどら焼きなんです。
明治40年創業の超老舗。あかつき専門枚方本店「呼人堂」
あかつきは枚方の呼人堂(こじんどう)という和菓子屋さんが製造販売しています。呼人堂は明治40年創業の老舗というだけではなく、あかつき一筋の商売を貫いてきた筋金入りのあかつき専門店です。本店は京阪電車・枚方市駅から、ビオルネ横の細い路を200mほど入った所にあります。
この細い路は昔の大坂(大阪ではないのです)と京を結んだ京(大坂)街道で、沿線に枚方宿本陣跡もある往時の幹線道路です。そんな表通りに昔から店を構えていた呼人堂には歴史の重みがあります。本店の他に、楠葉、枚方、守口、京橋の各京阪百貨店にも出店しています。どうですか?期待しちゃうでしょ?
お客はんに出すあかつきこうときや(買っておきなさい)
並のどら焼きじゃないあかつき。枚方では三笠でもどら焼きでもなく「あかつき」が一般名称になっています。「お客はんに出すあかつきこうときや(買っておきなさい)」という風に今でも普通に一般家庭で使われます。100年以上の長きにわたってそれほど親しまれ愛されてきたことが、あかつきが並の三笠やどら焼きではない証です。
当然の如く餡の小豆は北海道の十勝産。それを包む皮はしっとりしていながらもふっくらと柔らかい上質な口当たりにするために、老舗に伝わる伝統技術の微妙で繊細な火加減で焼き上げられます。
種類も豊富。栗や梅、生クリームやバター入り7種類のあかつき
品揃えはあんこの餡だけのあかつきが基本です。それに栗や梅、金柑がそれぞれまるごと一つ入ったものや、餡に生クリームを練り込んだもの、バター入りや餅入りのものと、7種類のあかつきがあります。餡の上品な甘さと皮の優しい口触りが絶品の基本あかつきに、一つ一つ違ったアクセントが加えられてそれぞれに味わい深い絶妙なハーモニーが楽しめます。
枚方では今でも「あかつき」は「あかつき」であり、三笠焼きでもどら焼きでもありません。だから呼人堂をどら焼き専門店などと紹介するのは私は許せません。呼人堂はあくまで「あかつき専門店」なのです。あかつきを食べずして枚方を語るなかれ。それ程にプライドを持っておすすめできる枚方の和菓子です。
アクセス(行き方)、営業時間、最寄り駅、定休日は?
気になる呼人堂枚方店へのアクセスですが、最寄り駅は京阪電車枚方市駅。そこから徒歩3分の場所にあります。ページ下の店舗概要にあるGoogle検索をクリックすればマップを見る事ができますのでぜひご利用ください。営業時間は9:00~19:00まで、定休日は火曜日です。
私の愛する枚方のあかつきは、広島のもみじ饅頭や京都の生八つ橋などと比べても全く遜色の無い大阪名物となるべき銘菓と確信しています。ぜひ枚方にお越しの際は食べてみてくださいね。
店名 | 呼人堂枚方本店 |
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ジャンル | 和菓子 |
予約 | お問い合わせください |
住所 | 大阪府枚方市岡本町10-3 |
交通手段 | 京阪電車枚方市駅より徒歩3分 枚方市駅から288m |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 火曜日 |
決済方法 | クレジット不可 |
駐車場 | 無し |
喫煙 | 禁煙 |
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