箕面公園・箕面の滝

地元民が教える紅葉彩る箕面公園から箕面大滝へハイキング攻略ガイド

こんにちは。みんなのじもとライターです。

今日は大阪屈指の紅葉スポット。箕面公園から歩く箕面大滝をご紹介したいと思います。高級住宅街としても知られる大阪府箕面市ですが、駅からすぐ歩いて行ける箕面公園は市民の憩いの場所としても定着しています。今日は箕面市出身のライターが実際に箕面公園に紅葉シーズンに遊びに行った時の情報をもとに、箕面駅から箕面の滝までの行き方や途中の施設もご紹介します。

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レトロな雰囲気の箕面駅から箕面公園に紅葉狩りに

箕面公園、箕面の滝への行き方ですが、車だと公園の入り口近くのコインパーキングに停車することになります。紅葉の時期は本当に人が多いので運転には注意してください。電車の場合は阪急箕面駅下車後、北へ徒歩3分ほどで箕面公園への入り口が見えてきます。ちなみに正式名称は明治の森箕面国定公園と言います。明治のネーミングライツみたいな感じでしょうか?

箕面の森の面積は83.8ヘクタール、1986年には「森林浴の森100選」にも選ばれています。

箕面公園で紅葉の天ぷらを食す。赤ちゃんや犬連れは?

入り口から山をピクニック感覚で登りますので赤ちゃん連れ、犬などのペット連れなどでも行けますが、ベビーカーは流石にしんどいです。できれば赤ちゃんや小さい子供連れの場合は抱っこ紐で行くのがベスト。滝近くはベビーカーは腕力が無いと無理です。

坂を登っていくとお土産屋さんがいっぱい出てきます。関西の色々なお土産が並んでいますが、その中でも特に目に付くのはもみじの天ぷらです。おじいさんとおばあさんが揚げています。若い人は残念ながらいません。紅葉を天ぷらで揚げた後に砂糖をまぶして頂きます。

正直言いまして紅葉の味はよくわからないのですが、香ばしくて甘い衣と紅葉の美しい見た目が合わさってとても美味しいです。

川遊びやピクニック、お弁当に最適。野鳥アオバスクを探す人も

箕面の滝へ向かう途中の山道には河原に降りる事ができる場所がたくさんあります。流れの急な深い川の場所はとても危険ですが、浅くて流れがゆっくりな場所では子供たちがたくさん遊んでいます。ピクニックの途中にお弁当を食べて涼むのも良いですね。

バードウォッチングでアオバスクを見ている人も多く、見かけた場合はできるだけ静かにしてあげましょう。ちなみにアオバスクはフクロウ目フクロウ科アオバズク属の夏鳥で、ぎょろっとした目が特徴の可愛いフクロウです。体の大きさは30センチくらいで鳩より少し大きいくらいだそうです。私は見たことがありませんが…

大江戸温泉物語グループの箕面温泉スパーガーデン&足湯も

公園から歩いている途中、左手に大江戸温泉物語グループが運営する箕面温泉スパーガーデンが見えてきます。無料での足湯も開放されています。箕面温泉スパーガーデンは山の上に建築されているのでエレベーターで昇るのですが、ホテルの温泉からは大阪市を一望でき、素晴らしい眺望が楽しめると人気です。

私が行った時は純烈が来てましたね。温泉なのですが、いわゆるスーパー銭湯ホテルで、おばちゃんに大人気です。箕面温泉スパーガーデンのCMソングが頭に流れるあなたの年齢は40代以上のはず(笑)純烈ファンの方のために「大江戸温泉物語グループ箕面温泉スパーガーデン」のリンクを貼っておきます。温泉は素晴らしいですよ!

カフェ、結婚式ができる音羽山荘を抜けて絶景の紅葉を

箕面温泉スパーガーデンを抜けたあたりから一気に山が深くなってきます。山々の葉がとても美しくなり出します。紅葉を楽しみながら上へと歩いていくとコーヒーやソフトクリームなどが食べれるカフェもちらほら。

そして結婚式ができるおしゃれな古民家風の旅館「音羽山荘」を横目にさらに紅葉の山を上に上がって行きましょう。ちなみに音羽山荘は日本料理やお寿司を楽しむこともできるので、気になるかたは「食べログ」でチェックしてみてくださいね。この辺りは左右どちらを向いても紅葉がいっぱいです。

箕面公園昆虫館の入館料、営業時間、定休日は?

紅葉彩る山道をさらに登っていくと、途中左手に出てくるのが「箕面公園昆虫館」です。

箕面の山々にはたくさんの昆虫が生息していますので、そちらの昆虫の説明や季節ごとの学習イベントなど、子供たちが見て楽しい昆虫がたくさんいます。開館時間は午前10:00から午後5:00までとなっており、ご入館は午後4:30までです。

入館料は高校生以上が280円。中学生以下は無料です。子供に優しい値段設定となっています。通年で飼育されている生きた蝶を見たりと子供が学べるイベントがいっぱいですので、お子様連れの場合はぜひ途中で寄って欲しい施設です。

滝道の通行止め、車椅子、ベビーカー、バーベキュー、猿は?

昆虫館を超えてもまだまだ山道は続きます。

公園から箕面の滝までの距離は約2.8km。徒歩で約40~50分かかります。坂道ですので体感ではもっと長い距離に感じます。大人でも息が少し乱れるような坂もあります。ベビーカーや車椅子での訪問も可能なのですが、坂がきついので体力的や腕力がある方でないと女性では少し難しいかと思います。バーベキューは公園内全域で禁止されているので注意してくださいね。

さらに滝へと進み、道が細くなってくる頃には360度紅葉が広がるようになります。山の中には時々箕面の猿がいますので発見出来たら可愛くてちょっとテンションが上がりますよ。エサはルールであげてはいけません。

坂道を進みいよいよ箕面の滝へ。その前に楓来坊のおでんへ…

いよいよ箕面の滝が近づいて来て、紅葉の景観もマックスに美しくなる頃ですが、かなり歩いて疲れているはずです。そして11月の山は寒い。そんな時は「楓来坊」のおでんです。箕面の滝で食べるから特に美味しく感じるのかもしれませんが、この寒さの中で食べるおでんは格別です。

薄味でさっぱりと、しかしきっちりとしゅんでる熱々のおでんが冷えて疲れた体を癒してくれます。体力が回復したら箕面の滝を満喫し、再び箕面公園の滝道を戻って帰りましょう。「しゅんでる」は大阪だけの言葉でしょうか?しみ込んでるという意味です。

かつては修行僧が修業に使っていたという滝は水量も多く大迫力。前日に雨が降っていたりすれば、水量がかなり多くなり少し怖いくらい迫力満点です。マイナスイオン溢れる紅葉と滝の景観コラボは素晴らしいの一言です。

紅葉はいつまで?距離、駐車場、アクセス、ライトアップ

紅葉の見ごろですが、例年11月中旬から12月中旬と言われています。こちらは毎年気温によって変わりますのでご注意ください。箕面公園管理事務所のホームページもページ下に掲載しておきますので、そちらをチェックするのが安全です。

駅からの距離はおよそ2.8キロ。駐車場はありません。箕面の滝だけ行きたい場合は滝の近くまで車で行くことができますし、そちらには駐車場も併設されています。ハイキングの場合は約50分はかかると思ってください。

交通アクセスですが、阪急箕面線「箕面駅」からすぐ。地下鉄御堂筋線「千里中央駅」からはバスで箕面駅まで行くこともできます。ライトアップの期間ですが、こちらは夏の間だけとなります。毎年7月1日から8月の末までとなりますのでご注意ください。ライトアップに関しても公園管理事務所のホームページをチェックお願いします。

紅葉が美しい箕面公園・箕面の滝のまとめ

様々なお土産屋さんやもみじの天ぷら、箕面スパーガーデン、昆虫館に音羽山荘など、見て楽しい施設も充実している箕面公園。そして終着点の日本の滝百選のひとつに数えられる「箕面の滝」と、大阪からすぐの距離にありながら、本当に素敵な自然を楽しむことができる憩いのスポットが箕面公園・箕面の滝です。

お子様連れでのレジャー、デートしているカップル、インバウンドで外国人の皆さんなど、年々観光客が増えているイメージです。美しい自然を守りながら、さらに海外の方にも楽しみやすい改善が必要と感じました。美しい日本の四季をぜひ箕面公園で楽しんで欲しいなと思いました。日本の、箕面公園の紅葉は本当に素晴らしいですね。

スポット名明治の森箕面国定公園(箕面の滝)
ジャンル公園・滝
予約不可
住所大阪府箕面市箕面公園
交通手段阪急箕面線箕面駅すぐ
地下鉄御堂筋線千里中央駅よりバス箕面駅行き
営業時間24時間営業
公園内施設は9時から17時前後で閉まります
定休日年中無休
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