こんにちは。青森県在住のみんなのじもとライターです。
今日は清く美しい十和田湖を源流とし、青森県随一の渓谷美を誇る滝である銚子大滝をご紹介したいと思います。銚子大滝は高さはさほど高くはなく7mほどですが、その幅はナイアガラとは言いませんが20mもあり、とても迫力がある滝として有名な観光スポットなんです。訪れる観光客を魅了して止まない滝が銚子大滝です。
銚子大滝の源流である十和田湖は、火山活動により作られたと言われており、約20万年前まで歴史は遡ります。噴火の陥没によりできた穴に長い年月の雨水が溜まりできた湖で、カルデラ湖と呼ばれています。そんな美しいユネスコ世界自然遺産の十和田湖から流れ出る滝が銚子大滝なんです。
幅20mの大迫力の滝が銚子大滝
八戸駅の東口を出てバスに乗れば比較的容易に行くことができる銚子大滝ですが、一番の見所シーズンは秋の紅葉のタイミングです。自然が色濃く残る銚子大滝への渓谷は秋ともなると、それは見事な赤い紅葉を満喫することができます。そして大滝という名称の通り、幅が非常に広くて20メートルもありますので水量がとても多いのが特徴。大変豪快な流れの滝を見ながら山々に咲き誇る紅葉を眺めるだけで心が癒されること間違いありません。
十和田湖に魚がいなかった原因の滝
十和田湖に遡上する魚を拒み続けることから魚止めの滝とも呼ばれている銚子大滝。奥入瀬川にこの滝が存在しているため、魚の遡上をさまたげるので十和田湖には魚が全く生息していなかったのです。そこで明治17年に和井内貞行(わいないさだゆき)が十和田湖に鯉を放流し、現在は魚が生息する湖となりました。
長年の放流の結果、十和田湖で初めて養殖事業に成功した和井内貞行は、21年の歳月と多額の経費を投じヒメマスの養殖も成功させました。十和田湖はカルデラ湖で火山噴火でできた穴に雨水が溜まってできた湖です。そこに魚を養殖させるなんて、とてつもない情熱が必要だったでしょうね。
銚子大滝の氷瀑と紅葉は見るべき絶景
おすすめのシーズンは紅葉の時期ですが、銚子大滝は年中その景観を楽しむことができる滝としても認知されています。春は美しい緑、夏になれば濃い葉っぱの青さを楽しめますし、冬は氷瀑を見ることができるのも銚子大滝の魅力です。
冬はトレッキングするにも辛いほどに寒くなる青森ですが、氷瀑は一度は見る価値ありの大迫力の光景です。幅20mの滝が凍っている姿はなかなか銚子大滝以外では見ることができませんよ。男性的とも言われる豪快な滝を見に、ぜひ青森県まで観光に来てくださいね。
アクセス、営業時間、休園日、駐車場、電話番号
気になる銚子大滝へのアクセスですが、JR青森駅からJRバス十和田湖行き「みずうみ号」で2時間25分、銚子大滝下車徒歩5分の場所にあります。マイカーの場合東北自動車道小坂ICから県道2号(十和田大館樹海ライン)で19kmの発荷峠から国道103号・102号を21kmの場所にあります。
営業時間や定休日などは十和田湖国立公園協会HPをご確認ください。駐車場は併設されています。その他電話番号やイベントなども下記概要のホームページからチェックしてください。
地名 | 銚子大滝 |
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ジャンル | 観光地 |
住所 | 青森県十和田市大字奥瀬 |
交通手段 | JR青森駅からJRバス十和田湖行き「みずうみ号」で2時間25分 銚子大滝下車徒歩5分 |
営業時間 | お問い合わせください |
定休日 | お問い合わせください |
駐車場 | 有り |
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ホームページ | 十和田湖国立公園協会HP |
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