福岡県「大濠公園」は能楽堂や日本庭園もある池がメインの癒し公園

こんにちは。福岡県在住のみんなのじもとライターです。

天神地域の北側には東西方向に地下鉄空港線が走っています。天神駅から博多方面と反対側に行きますと、2つ目にあるのが大濠公園という駅です。今日は駅からすぐの所にある大濠公園をご紹介したいと思います。

ほとんどが池でできた大濠公園

大濠公園駅を出てすぐ南側に広大な面積を誇っている大濠公園は見えてきます。この地域に初めて行く場合やランニングなどで憩いの一時を求めなら大濠公園は本当におすすめです。

大濠公園を一言で表現すれば「池」です。福岡県にある多くの公園は自然が豊かであるのが特徴的なのですが「大濠公園」は、緑ももちろん多いですが、池が特徴的なのです。なぜなら大濠公園の6割前後は池になっているからなのです。

公園ですからもちろん敷地内には緑も沢山あります。しかし大濠公園の場合は緑以上に池の面積の方が広いのです。池が敷地の大部分を占めている公園は、全国的に見ても非常に珍しいそうなんですよ。マップを見てもらえればその池の大きさが一目瞭然ですね。

能楽堂や日本庭園もある大濠公園

また敷地内には、昔ながらの雰囲気を感じさせる施設もあります。能楽堂も公園内にあり、古き日本の伝統芸能を楽しむことができます。客席数もたっぷり590席完備されており、なかなかの大きさの立派な施設です。ホームページからチケットも購入できますので気になる方はぜひ「大濠公園能楽堂」をチェックしてみてください。

大濠公園日本庭園も見ごたえ抜群の施設となっています。大濠公園は慶長年間に黒田長政が福岡城を築城した際、入り江の北側を埋め立て、城の外濠とした後、昭和2年にその地に公園造成工事を行い昭和4年に大濠公園として開園しました。

その後大濠公園開園50周年を記念して築庭された歴史ある庭園が大濠公園日本庭園なのです。、大池と築山の大池泉庭、曲水の流れ、枯山水庭、数寄屋造りの茶室と露地庭などが配置され、園路によって廻遊できるように設計されています。静寂で明るくのびやかな近世中頃の作庭手法は素晴らしいの一言。こちらもぜひ楽しんでみてください。

都会の喧騒も忘れる大濠公園

大濠公園の周囲は大自然ではありません。福岡の中心地、天神から非常に近い場所なだけに、周りは大都会。その都会で少々疲れてしまった時は、大濠公園に一度立ち寄ってみるのがおすすめです。豊かな池に囲まれて、独特の癒しの時間を満喫できますから、営業回りのサラリーマンなど色々な人が休憩しています。

貸しボートや花火大会などイベント充実

また、公園のほとんどが池だけあり、大濠公園で開催されるイベントも水に関わるものが多いです。毎年の11月にはカヌー体験のイベントも開催されていたり、有料での貸し出しボートも色々な種類の物が用意されていて楽しいです。

また、大濠公園のすぐ近くで、毎年8月に花火大会も開催されます。しかしながら花火の打ち上げ会場周辺は混雑するのでなかなか場所を確保できません。しかし大濠公園には花火大会専用の観覧席もあるのです。そのため毎年8月になると、多くの方が大濠公園に訪れます。

アクセス、営業時間、休園日、駐車場、電話番号

気になる大濠公園へのアクセスですが、電車の場合、大濠公園駅か唐人町駅から徒歩7分、バスは「黒門」バス停下車 徒歩5分、「大濠公園」バス停下車 徒歩5分の場所にあります。営業時間は24時間営業ですが、施設は各々で時間がバラバラですので公式ホームページをチェックしてください。

駐車場は完備されています。その他電話番号やイベントなども下記概要の公式ホームページからチェックしてください。花の開花シーズンなども公式ホームページでは充実していますのでチェック必須ですよ。大人から子供まで楽しめる大濠公園。ぜひ福岡に来た際は一度訪れてみてくださいね。