丹波黒枝豆のオーナーになって就労支援!丹波ごきげん倶楽部って何?

こんにちは!LOVE丹波編集部です。今回は兵庫県丹波市氷上町常楽の一般社団法人「amam」(アムアム)さんの活動のご紹介です。一般社団法人amamさんですが、障害者の就労支援を目的として、丹波市内で栽培する黒枝豆のオーナーを募集しています。その名も丹波ごきげん倶楽部です。

丹波黒枝豆ってどんなの?

丹波ごきげん倶楽部

まずは丹波黒枝豆の紹介です。丹波黒枝豆は、江戸時代から幕府への貢納品として知られていたが、篠山地方でしか食べられていませんでした。丹波黒枝豆は6月から種まきをし、丹波篠山の豊かな土壌、盆地特有の寒暖差が大粒で丸いのが特徴です。

少し黒い粒の色、独特のコクや甘みは丹波地方の気候が生み出している、丹波市を代表する名産品です。7月~9月に収穫する早生と、10月の解禁時あたりから約2週間くらいの間に収穫する本黒があり、10月の収穫時期に収穫せずにそのまま置いたものが丹波黒大豆となります。

丹波の黒枝豆を通じて就労支援

丹波ごきげん倶楽部

一般社団法人アムアムさんは障害者の就労移行支援事業所「志進館」さんが運営しており、障害者が農業を通じてやりがいや自信を持って社会参画にも貢献することができる、素敵な事業を運営されています。

一方で、丹波篠山の黒豆の農家は60代~70代が中心と言われており、後継者・働き手不足という喫緊の課題を抱えています。そんな課題を解消することにも期待されています。

丹波市に限らず、耕作放棄地は大きな問題で、シカやイノシシの住みかとなっており、農作物にも被害をもたらし、時には人間にも被害をもたらすことが大きな課題となっています。

丹波黒豆オーナー制度とは?

丹波ごきげん倶楽部

侵入防止の金網策の設置だけでなく、黒豆畑にすることなどで人の管理が行き届き、シカやイノシシが近づきにくい環境となり、獣害対策ともなります。都市部に住んでいる人にとっては、お金を出すことだけでなく、オーナーになること、畑作業を実際に体験してもらうことで黒枝豆を身近に感じてもらうきっかけにもなります。

事業所と農家と都市部に住むオーナーがwinwinの関係になれることを目指して一般社団法人アムアムさんは、この事業を運営されています。

オーナーになるのは二つのプランがあり、1口4,500円で黒枝豆3株のオーナーになることができるプランAと、1口10,000円で黒枝豆10株のオーナーになることができるプランBがあります。

丹波ごきげん倶楽部

プランAには黒枝豆が宅配され、プランBには種まきや収穫などの畑作業を体験できるという特典がそれぞれあるそうです。

ビールのおつまみとしても、お酒を飲まなくても、美味しい枝豆のオーナーになって、丹波の黒枝豆を身近に感じるいい機会になるかと思います。一般社団法人アムアムさんの活動に賛同される場合はぜひホームページをのぞいてみてくださいね!

丹波ごきげん倶楽部の詳細内容については「こちら」のページからご確認くださいませ。素晴らしい活動をLOVE丹波でも応援して行きます。

丹波ごきげん倶楽部

施設名一般社団法人amam
住所兵庫県丹波市氷上町常楽990番地
公式ホームページ一般社団法人amam公式HPを開く