毎年紅葉祭りにたくさんの観光客が訪れる「円通寺」は日本の四季の宝庫

こんにちは！LOVE丹波編集部です。今回は秋になると地元の人間や観光客でにぎわう丹波の紅葉スポットをご紹介させていただきます。春は桜、春には紫陽花も見れる素敵なお寺である「円通寺」さんです。丹波市の中でも随一のインスタ映えスポットでもあります。

もみじ祭りの時期はたくさんの観光客が訪れるので、車いすの貸し出しなども行っている、高齢者にも優しいお寺さんです。お祭りの時期でなくても、散歩するだけでも心がリラックスできる素敵なお寺なんですよ。

円通寺で紅葉や桜、紫陽花を楽しもう

丹波市氷上町御油にある「円通寺」は丹波紅葉三山の一つであり、秋になると紅葉狩りに多くの観光客の訪れる人気のお寺です。また、紅葉だけではなく、桜やアジサイを楽しめる観光スポットでもあります。

2021年はコロナウイルスの影響で色々と制限されていますが、秋はコロナも収まっていると期待していますので、紅葉を楽しみに行きたいとライターの私も願って止みません。コロナのバカー！って気分です。

円通寺の歴史とは？

曹洞宗の名刹である円通寺は足利尊氏の第４子英仲禅師によって創建され、全盛期には200余の末寺院を有していました。本尊の「釈迦如来坐像」は恵心僧都の作と伝えられ、平安末期から鎌倉時代に彫られたものです。

脇侍の左側には、後醍醐天皇の法衣姿の像が祀られています。また、本堂の左のお堂には、長慶寺から客仏になった「薬師如来坐像」、「釈迦如来坐像」、「薬師如来坐像」の如来三尊が安置されている。

その他、水琴窟や石仏などもあり、見どころの多いお寺です。さらに、境内には大きな池があり、鯉の餌やりができます。また、丹波市の指定天然記念物である大きな杉の木は必見です。

円通寺は美しい自然の宝庫

円通寺では季節ごとの自然の美しさを堪能できます。先ほどもお伝えしましたが、もう何百年も前から人々を魅了してきた四季折々の草花がここにはあります。詳しく詳細を説明させていただきますね。

円通寺は春夏秋冬、いつ参拝しても違う表情を見せてくれる、そんな地元の人にとっては憩いの素敵なお寺なんです。

円通寺の桜

本堂の裏には、3月下旬になると見頃を迎えるシダレザクラが植えられています。推定樹齢が約200年の古木であり、丹波市の天然記念物に指定されています。なお、多くの桜色の糸が空から垂れているように見えることから、「糸桜」とも呼ばれています。また、シダレザクラの他にもソメイヨシノや山桜、八重桜などがあり、それぞれの風情を楽しめます。

円通寺の紫陽花(アジサイ)

紅葉の名所として有名な円通寺ですが、6月半ばから7月上旬頃にかけてアジサイの花が綺麗に咲き誇ります。雨に濡れたアジサイも乙なものです。

円通寺の紅葉

円通寺は何と言っても、紅葉の美しさが絶品であり、山門からの眺めは都会の雑踏を忘れさせてくれます。紅葉の絨毯で敷き詰められた境内は絵本の世界のようであり、また境内の池に映る紅葉も格別です。毎年11月のもみじまつりは多くの観光客で賑わいます。

丹波紅葉三山の一つであり、丹波市外からの方も毎年たくさんの人が訪れる紅葉狩りの有名観光スポットなんですよ。

アクセス、拝観時間、定休日、駐車場

気になる円通寺へのアクセスですが、大阪方面より参詣の方は、舞鶴若狭自動車道⇒(春日インター)⇒北近畿豊岡自動車道⇒(氷上インター)⇒一般道路から約15分。岡山方面より参詣の方は、播但連絡道路(和田山インター)を経由、北近畿豊岡自動車道(氷上インター)より車で約15分。一般交通機関で参詣の方はJR福知山線「柏原駅」下車⇒神姫バス⇒御油で下車徒歩約10分の場所にあります。

拝観時間は日によって変わりますのでお電話にてお問合せください。定休日はありません。駐車場は50台ほど完備されていますので、車での参拝がおすすめです。

円通寺まとめ

円通寺は室町時代に創建された長い歴史を持つお寺です。お寺自体にも一見の価値のあるものが多数ありますが、何と言っても四季折々の花が心を和ませてくれる素晴らしいお寺です。

2020年、2021年とコロナでうっぷんがたまっている人も多いと思いますが、今年こそは美しい紅葉を誰にも気兼ねせず鑑賞しに行きたいなと願っております。インスタグラムが特に素晴らしいので、ぜひページ下部のインスタグラムリンクから、紅葉や紫陽花を鑑賞してみてくだしさいね。