今は無き西寺跡にある唐橋西寺公園は国の史跡にも認定された立派な公園

こんにちは。京都府在住のみんなのじもとライターです。

京都の街には古い歴史がい～っぱい詰まっているので、観光地の数も無数にあるように思います。けれど私がおすすめしたいのは、特に人気の観光地とかではなく地元の人が愛する公園「西寺公園」なんです。

唐橋西寺公園は西寺跡にできた国の史跡

実は地元愛が強い私にとって、西寺公園は金閣寺よりも最高の場所ではないかと個人的に思っています(間違いなく個人的な意見です)。「西寺公園」の正式名称は「唐橋西寺公園」と言い、実はしっかりと国の史跡に指定されているんです。

唐橋西寺公園は西寺跡に設備した公園です。平安京の玄関口といわれる羅城門をはさんで左右にかつて東寺と西寺が建てられていたという事実をご存じでしょうか？

西寺が残っていれば国宝になっていたはず

五重の塔が有名な「東寺」は国宝にも認定され現存していますが、西寺は残念ながらありません。歴史とともに消失してしまった西寺の跡にできた公園がこの唐橋西寺公園なのです。もし今の時代まで西寺が現存していたら間違いなく国宝になっていたでしょうね。そんな歴史ある場所にある公園なんですよ。

京都の歴史は横にも広く繋がっていたりするので、複雑すぎて私には分からない事だらけなのですが、唐橋西寺公園は四季も十分に楽しめるほど穏やか。すばらしい歴史が唐橋西寺公園にもあるんです。

歴史に思いをはせる素晴らしい公園

そんな唐橋西寺公園には、公園の真ん中に小さめの丘がそびえ立っており、その丘に登ると見晴らしもよくて気分爽快になります。丘の上には石碑が設置されていて、その横に金堂の礎石が置いてあるのですが、それが歴史を感じさせてくれるので私にはすお気に入りのスポットなんです。

西寺公園に来たら他の公園とは何か空気が違うなって感じてしまうのは私だけでしょうか？端っこには、小さい神社があったり、小さい子供も遊べるような遊具も設置されているので、大人から子供まで長い歴史の中この場所を利用して来たんだなと物思いにふけってしまいます。

公園を挟んで向かいには小学校もあり、いつもたくさんの子供でにぎわっている素敵な公園が唐橋西寺公園。ぜひお近くに遊びに来た際は覗いてみてくださいね。