天才陰陽師安倍晴明の生誕地「安倍晴明神社」魔よけに御利益あり│みんなのじもと

こんにちは。パワースポットが大好きなみんじも大阪ライターです。

パワースポットと言うとなんだかミステリアスなイメージを受けますが、そんなミステリアスなイメージにピッタリの神社が大阪にあります。それが「安倍晴明神社(あべのせいめいじんじゃ)」です。

平安時代に陰陽師・天文博士として活躍した安倍晴明の生誕地と伝えられており、没後2年経った1007年(寛弘4年)に創建されたとされています。なお、京都にある晴明神社は安倍晴明の邸宅跡です。

安倍晴明の生誕伝説

今から1000年以上昔、阿倍野に安倍保名(あべのやすな)という人がいました。

ある時、安倍保名が和泉の信田森稲荷神社(しのだもり)に参拝した帰り、狩りで追われた白狐が安倍保名の下へ逃げて来ました。安倍保名はその白狐を優しい心でかくまってあげました。その後月日が経ち、白狐が女性となって保名を訪ねて来ます。名前は葛乃葉と名乗りました。

その後、二人は結婚して阿部神社の近くに住み、やがて生まれた子供が安倍童子(晴明の幼名)です。狐は古来から霊力を持った動物として崇められており、白狐の母親を持つ晴明は成長して天才陰陽師となります。なお、安倍清明の碑には平安時代の944年(天慶7年)に生まれたと記されています。

安倍晴明の立像の足元には晴明の母である葛乃葉(白狐)の像が佇んでいます。

葛乃葉の前に「知恵の玉」と呼ばれる水晶玉が置かれており、水晶玉を覗くと五芒星(中心に五角形が模られた星マーク)を見ることができます。なお、知恵の玉をさすると学業成就、出世栄達の御利益を受けられます。

ちなみに、そばに葛乃葉の碑が建っていますが、描かれている女性は非常に美人です。

晴明が産まれた時に使用された産湯の井戸が再現されています。井戸の隣には古代の船の錨だった大きな岩があります。錨は海に沈めることから「鎮める」の意味をもじって、安産を祈る「孕み石」と呼ばれるようになりました。

安倍晴明の神社だけに、社務所の横にある部屋で日替わりの占いが行われています。ただし、当たるも八卦、当たらぬも八卦です。それよりも、安倍晴明の「式神占い」という本が非常に当たると評判が高いので、こちらの方をおススメします。

安倍晴明神社へのアクセスですが、阪堺上町線「東天下茶屋駅」から徒歩で5分、東南に進んだ所にあります。社務所の営業時間は9：00〜17：30までとなっており、定休日はありません。神社内は24時間入ることができます。

ご朱印は9：00〜17：30の間でしたらもらう事が可能です。陰陽道で魔除けとされる五芒星が描かれておりとてもクールです。大阪安倍晴明神社は二重ですが、京都の晴明神社は一重です。御利益は魔よけや厄除けで、降りかかる災難を払ってくれます。

安倍晴明神社の御守りにも五芒星が描かれており、とてもパワーを感じます。駐車場は開放されていませんので、近くのコインパーキングをご利用ください。

陰陽師であり天文博士としても活躍した安倍晴明。天才陰陽師のパワーを得たいのであれば、ぜひ安倍晴明神社に行ってみてください。魔よけの力があなたを守ってくれるはずです。

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