機物神社

交野市「機物神社」は日本で唯一織姫を祀る七夕祭り必見の神社

こんにちは。みんなのじもと大阪のパワースポット大好きライターです。

織姫と彦星はご存知ですよね?日本の夏の風物詩の一つと言えば七夕祭り。織姫と彦星が1年に1回だけ会える素敵な日をみんなで祝ってあげます。実は大阪府交野市には織姫とされる神様の「天棚機比売大神(あめのたなばたひめのかみ)」を祀っている神社があります。それが「機物神社(はたものじんじゃ)」です。

凄いことに織姫を祀っている神社は全国でこの機物神社だけです。そのため7月6日、7日に機物神社で催される七夕祭りには大勢の人が押し寄せて賑わいます。2019年は終了しましたが、2020年は6日の月曜日と7日の火曜日開催されます。

日本で唯一織姫を祀る機物神社の名前の由来

機物神社の名前の由来には諸説ありますが、明確なことを記された史書が無いため、真偽のほどは分かりません。一般的に語られている説はこの様な物です。

古代、この地域は蚕で布を織る技術を持った渡来人の「秦氏(はたし)」が隆盛を誇っていました。そのため、過去この地域には秦の付く地名が多くありました。そこで当時の神社は秦氏の一族が信仰する「秦者(はたもの)の社」と呼ばれていました。それが、「はたものじんじゃ」という名前の始まりです。

ところが平安時代に入った頃、弘法大師が交野で修行中に空から北斗七星が地上に降って来たという言い伝えが広まります。その後交野には「星田」や「天野川」など、星にまつわる地名や噂話が多数生まれて行きました。そのようなことが七夕伝説に繋がり、はたものじんじゃの名が織姫が機を織る「機物神社」に変わったとされています。

さらに神社に祀る神様は「機物」に即して「天棚機比売大神」になります。このことから、この交野の七夕伝説が広まっていきました。

御祭神

御祭神は天棚機比売大神の他、栲機千々比売命大神(たくはたちちひめおおかみ)、地代主大神(とこしろぬしおおかみ)、八重事代主大神(やえことしろぬしおおかみ)の4柱です。

短冊の種類

七夕伝説が受け継がれる機物神社の七夕祭りでは境内に多数の笹が立てられます。初穂料100円の短冊を買って願い事を書き、短冊に結びます。ただし、短冊は5色あってそれぞれ祈願する内容が異なるため、間違った色を選ぶと願い事が叶いません。下記に色を書いておきますので選ぶ時に注意してください。

結ばれた短冊は夜が更けた22時30分より天の川に流されます。

・黄色:金運アップ、商売繁盛

・青色:学力向上

・緑色:美容、健康増進

・桃色:恋愛成就

・赤色:家内安全

機物神社へのアクセス、営業時間、定休日、駐車場、御利益、御朱印は?

機物神社へのアクセスですがJR学研都市線「津田」駅下車後徒歩10分。もしくは津田駅から京阪バスに乗り「倉治」停留所下車すぐです。営業時間は9:00から17:00です。定休日はありません。御朱印は社務所の営業時間内に訪問すれば頂くことができます。駐車場は無料駐車場が10台ほどありますので、マイカーで行くのがおすすめですよ。

御利益は農耕、産業信仰、手芸、学業向上と言われています。

2020年の機物神社七夕祭は6日(月)と7日(火)開催

一年に一度だけ出会える織姫と彦星、そんなドラマを描きながら、夜にライトアップされた短冊を眺めるのも素敵ですよ。農耕、産業信仰、手芸、学業向上に御利益がある機物神社にぜひ行ってみてください。2020年は7月6日(月)と7日(火)開催ですよ。この二日間の七夕祭りは機物神社が大賑わいします。

スポット名機物神社
ジャンル神社
予約可能
直接神社にお問い合わせください
住所大阪府交野市倉治1-1-7
交通手段JR学研都市線「津田」駅徒歩10分
津田駅より京阪バス「倉治」停留所下車すぐ
営業時間9:00~17:00
神社内24時間入れます
定休日年中無休
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ホームページじゃらんを開く
インスタグラムインスタグラムを開く

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