こんにちは。神社が大好きなみんじもライターが、今日も大阪のパワースポットをお届けします。
今日ご紹介するのは岸和田市にある「意賀美神社(おがみじんじゃ)」は「雨降りの滝」と呼ばれる美しい滝のあるパワースポットです。いがみと読んでしまいそうになりますが、正式名称はおがみ神社と言うそうです。普通の人には読めませんので間違っても大丈夫です。その意賀美神社ですが、中でも有名なスポットが雨降りの滝と言います。
枚方市にもまったく同じ名前の神社が存在するのですが、枚方は「おかみじんじゃ」と呼びます。泉佐野市の神社は「おがみじんじゃ」と濁るのが特徴ですのでお気をつけください。
1300年以上の歴史を持つ「意賀美神社」と雨降りの滝
雨降りの滝がパワースポットとしても有名な「意賀美神社」。落差10mの雨降りの滝は鬱蒼とした木々の茂る森の中にあり、エメラルドグリーンに光る滝つぼの風景が参拝者に癒しのひと時を与えています。豪快さではなく優美さを漂わす滝であり、滝を囲むように立っている岩壁が滝の神秘さを醸し出しています。
なお、意賀美神社の背後にある神於山は命の水をもたらす「神の山」として、古くから信仰を集めてきた聖山です。山伏が修行した場所としても知られています。実は、意賀美神社の創建はあまりにも古いため、はっきりした事実を記したものがありません。ただ、少なくとも1300年以上前には存在していたものと推察されています。
意賀美神社の雨降りの滝伝説
雨降りの滝は水を司る龍神様が鎮まると信じられており、何度も奇跡の雨を降らせてきました。そして、干ばつの時に滝つぼの水をすくって神前に捧げると「必ず雨が降る」という伝説が生まれます。
例えば、1300年前の聖武天皇の時代に未曽有の大干ばつが発生し、全国的な飢饉をもたらしました。そこで、朝廷は意賀美神社に祈雨を命じると、不思議なことに恵みの雨が降り始めたのだそうです。これによって意賀美神社は認められ、朝廷から神社に広い敷地が寄進されます。
それから約150年後、陽成天皇の命令で菅原道真が意賀美神社に祈雨した時も慈悲の雨が降ったと伝わっています。この頃から意賀美神社の神様は「雨降大明神」と呼ばれるようになりました。
御祭神
意賀美神社の御祭神は水をつかさどる「闇龗神(くらおかみのかみ)」という神様で、ご利益は慈雨、五穀豊穣です。ちなみに山に鎮まる龍神様は「高龗神(たかおかみのかみ)」と言い、谷などにいる龍神様が闇龗神と呼ばれます。
意賀美神社(龗神社)は全国にありますが、祀っている神様が高龗神だったり闇龗神だったりします。
鎮守の杜
意賀美神社の森にはクスノキやカシ、ヤマモモなど約70種類の樹木が茂り、大阪府の自然環境保全地域に指定されています。
鎮守の森っていったい何?という方のために説明を補足しますと、鎮守の森というのは、多くの神社を囲むようにして存在している森林のことで「社叢」(しゃそう)と称されることも多い神聖な森林のことを言います。山岳や巨石、河川なども同様に信仰の対象になっています。境内では巨木が神木として崇められていることも多いのが特徴です。
このすばらしい鎮守の杜を散歩するだけでも心が洗われ、元気になれますよ。
アクセス、営業時間、御利益、駐車場や御朱印は?
意賀美神社(おがみじんじゃ)へのアクセスですが、JR阪和線「東岸和田駅」より南海ウイングバスに乗り換え「白原車庫」行きで「宮の台」下車すぐです。営業時間などは岸和田市観光課に直接聞くほうが無難です。御朱印も神社に行けば宮司さんに書いていただくことは可能です。
御利益は慈雨、五穀豊穣、商売繁盛と言われており、商売繁盛のために沢山の人が参拝しています。駐車場ですが台数は3台程度しか停めれませんが、在りますので車での拝観も可能です。バスは一時間に1本程度しか無いので、マイカーで行く方が無難かもしれませんね。
以上、意賀美神社と雨降りの滝の情報をお届けしました。優雅で気品のあるパワースポット、雨降りの滝をぜひ見に行ってくださいね!
スポット名 | 意賀美神社 |
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ジャンル | 神社 |
予約 | 可能 岸和田市観光課に直接お問い合わせください。 |
住所 | 大阪府岸和田市土生滝町17 |
交通手段 | JR阪和線「東岸和田駅」より南海ウイングバスに乗り換え「白原車庫」行きで「宮の台」下車すぐ |
営業時間 | 神社内24時間入れます。 |
定休日 | 無休 |
検索する | Googleを開く |
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インスタグラム | インスタグラムを開く |
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