勝尾寺(かつおうじ)

箕面市「勝尾寺」は勝負運祈願の勝ちダルマと紅葉と紫陽花が有名

勝尾寺(かつおうじ)

こんにちは。みんなのじもとライターです。

今日は勝負事に対して御利益があると話題のお寺、勝尾寺(かつおうじ)をご紹介します。高野山真言宗の寺院で、西国三十三所の第23番札所に認定されている由緒あるお寺です。山号は応頂山と言います。本尊は十一面千手観世音菩薩が収められていて、奈良時代の末期に建てられたと言われています。読み方はかつおうじと言いますが、かつおじ、かちおじ等とも地元の人には呼ばれています。

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勝尾寺(かつおうじ)は北大阪随一のヒルクライムスポット

勝尾寺(かつおうじ)

北大阪エリアでは勝尾寺(かつおうじ)はとても有名なヒルクライムスポットなんです。その理由としては比較的イージーな環境によります。

まずヒルクライムの距離は全体でおよそ5キロほどと素人には丁度良く、坂の勾配も5%から10%の範囲に収まっており、平均の斜度は6%と初心者でも挑戦しやすいんです。拝観はサイクリストデビューしてから何ていうのも健康的で素敵ですよ。

勝尾寺まで車で向かう途中には多くのランナーやサイクリングをしている人を見ることができます。特に運転される方はサイクリストに注意してくださいね。

御朱印・勝ちダルマ溢れるパワースポット

勝尾寺(かつおうじ)

勝負事の御利益があると話題の勝尾寺(かつおうじ)ですが、一番有名なのが勝ちダルマです。勝ちダルマの左に目を入れ奉納することで勝負運が上がると言われています。御朱印は本堂の隣の納経所で頂くことができます。営業時間内であれば問題ありませんので訪問してみてください。大量に並べられている勝ちダルマは圧巻ですよ。

勝ちダルマの奉納は少し手順が多いので方法を記載しておきます。

勝ちダルマを選ぶ

勝尾寺(かつおうじ)

たくさんある勝ちダルマの中から縁を感じるダルマを選びます。お安いものだと数百円のだるまもありますが、高いものですと20万円を超えるものも。高ければ高い方がご利益が高いかどうかはわかりませんが力はありそう。

願いを決める

ダルマの背中に目標を記載します。同時に目標達成後にどのような人生を歩むかをダルマの底面に記載します。

感謝を念じる

線香に火を灯し、このダルマへの願いに関わる人、物への感謝を心の中で唱え、ダルマの中に念じ入れます。

薫香(くんこう)

線香の煙をダルマにかけ、感謝をダルマの中に入れます。

右目に目を入れる

絶対に成功させると言う強い決意を胸に、努力を惜しまず頑張ると心に誓い、ダルマの右目に目を入れます。右目はダルマに向かって左側となります。

成就(目標達成)

あなたの目標が叶ったら、向かって左側の目を入れます。これであなたの目標は達成されました。

勝尾寺(かつおうじ)へ報告、奉納

勝尾寺(かつおうじ)へ訪問していただき、感謝の気持ちを込めて勝ちダルマを奉納してください。

以上が勝ちダルマの奉納方法となります。境内にはダルマのおみくじやダルマの鈴のお守りなどご利益が多いお守りが多数置いてあります。お土産などにも喜ばれますよ。

境内には小さい勝ちだるまがいっぱい

勝尾寺(かつおうじ)

勝負事にご利益が大きい「勝尾寺」ですが、境内には沢山の小さなだるまが配置されており、まるでもののけ姫のこだまのよう(白くて小さい生き物)。そんな5センチほどの小さいだるまを探しながら進むのもとっても楽しいですよ。

それではライターである私が勝尾寺を散歩してきましたので、その様子をご紹介します。

勝尾寺(かつおうじ)

山門を潜り抜け弁天堂を祀る弁天池へ

まず初めに入場料を払うと見えてくるのが慶長8年(1603年)に豊臣秀頼によって再建された山門です。紅葉の時期はライトアップもされる門は非常に幻想的です。

勝尾寺(かつおうじ)

その山門をくぐると右手に弁天池が見えてきます。そこに浮かぶ姿が美しい弁天堂。弁財天を祀っています。この池には多数の錦鯉がおり、餌をあげることもできます。池に近づくと鯉が口を開けて近づいてくるので何とも可愛いですよ。

勝尾寺(かつおうじ)

鯉のえさは1つ100円で販売されているのでお子さんと一緒に来たのであればぜひ一緒に餌やりを体験してみてくださいね。

灯篭や宝物館の脇を抜けると多宝塔が

勝尾寺(かつおうじ)

たくさんの灯篭がならぶ路地を歩き、階段を登ると宝物館(一般非公開)が見えてきます。こちらは一般開放されていませんが、武将や貴族が戦勝祈願として寄進した数多くの経典、仏像、古文書などを保管されているそうです。

そのまま階段を登ると美しい多宝塔が見えてきます。剛界大日如来さまが祀られている多宝塔は鮮やかな朱色が自然あふれる周囲の風景にとけこんでいて素晴らしい。美しいその景観を眺めながらさらに進みましょう。

鎮守堂を抜けると本堂が見えてきます

勝尾寺(かつおうじ)

鎮守堂が見えてきたら本堂はすぐそばです。ちなみにこの鎮守堂の壁には無数の小さいだるまが陳列されています。ライターにはまるでレゴの様に見えましたが女性受け抜群。とっても可愛いレイアウトになっています。

勝尾寺(かつおうじ)

鎮守堂をアップにするとこんな感じです。可愛いだるまがビッシリと並んでいるのがわかると思います。このように小さいだるまは階段からライト、紅葉の木の根元などありとあらゆる場所にいますので、可愛くて和むこと間違いありませんよ。

勝尾寺の本堂は壮大で美しい

勝尾寺(かつおうじ)

鎮守堂を抜けると西国二十三番札所のご本尊十一面千手観世音菩薩さまが祀られている本堂が見えてきます。時間が合えば生のお経も聞くことができますし、本堂横からの山々の眺めも非常に美しいので建物や景色を眺めてゆっくりすることと思います。

お守りや勝ちだるまも販売されていますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

ランチはお茶・お休み処「花の茶屋」で

勝尾寺(かつおうじ)

勝尾寺はとても広く参拝するだけでも非常に疲れます。そんな中体を癒してくれるお茶屋さんがあります。お茶・お休み処「花の茶屋」はランチは甘味を楽しむことができるスペースとなっていますので気軽に立ち寄ってみてください。無料で休憩できるスペースもありますよ。

横で販売されているお土産もちょっとした道の駅よりも充実しているレベルです。お菓子からお守りまでたくさん揃っていますのでお土産に最適ですよ。

勝尾寺 紫陽花(あじさい)まつり

勝尾寺は紫陽花(あじさい)が美しいことでも非常に有名で、時期は毎年6月上旬から7月中旬ごろまででとなっており、営業時間は平日は8:00から17時まで。土曜日は17:30、日曜祝日は18:00閉門まで見ることができます。

美しく咲き乱れるあじさいはたくさんの種類が見られ、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、タマアジサイ、アマチャなどを筆頭に、3600株以上のあじさいを見ることができます。境内の雰囲気と相まってとても幻想的に映ります。関西でも最大級の紫陽花祭りですので、例年たくさんの人が参拝する大人気のイベントとなっています。

勝尾寺の周辺の紅葉時期、混雑。もみじの見頃

勝尾寺(かつおうじ)

まるで絵画のような絶景が楽しめる大阪の紅葉スポットが西国23番札所の勝尾寺(かつおうじ)。入山料は400円かかりますが、境内の広さはなんと26万平方メートルと大きく、勝運の御利益があると言われるダルマのお寺としても有名です。梅田から御堂筋を通ると30分程で行けるので便利ですし、観光客もたくさん来る人気のお寺です。

紅葉の見ごろの11月頃は拝観者もかなり多く、混雑は避けられません。本堂に続く参道は紅葉のトンネルと呼ばれ、訪問する者の心を魅了します。ライトアップがとても素晴らしいことでも知られ、毎年11月の土・日・祝日は日没から19:30まではライトと紅葉の幻想的な世界を楽しめます。勝負事に勝ったたくさんのダルマが見れるのも日本的で外国人に喜ばれています。

駐車場も完備されていますしスロープも設置されていますので高齢者の方や車椅子の方にもアクセスには便利ですよ。

勝尾寺への車・バスアクセス、駐車場、犬連れ、営業時間、料金は?

勝尾寺へのアクセスですが、千里中央駅からバス、またはタクシーで約20分。モノレールの彩都駅からはタクシーで10分。箕面駅からはタクシーで15分です。バスは千里中央駅からご利用ください。

駐車場は普通車でのご利用は2時間まで:500円。以降1時間毎に100円必要です。屋外バス駐車場(応頂閣前)もあります。大型・中型バスは1日2,000円。小型マイクロバスは1,000円です。犬連れでのお散歩も問題ありませんのでペットのワンちゃんと散歩がてらに拝観するのも健康に良くおすすめですよ。拝観料は大人一人400円必要となります。

営業時間は平日が8:00から17:00まで。土曜日は8:00~17:30。日曜・祝日は8:00から18:00までとなります。閉門の15分前までなら拝観可能ですよ。絶対に負けられない戦いの前に、願掛けとして勝尾寺へ行くことをおすすめします。

最後に、素敵なだるまのカップルが弁天池にいました

勝尾寺(かつおうじ)

弁天池を歩いていると可愛い1組のだるまカップルが弁天堂を眺めていました。自分たちで遊びに来たのか、それとも勝尾寺のスタッフさんが並べたのかはわかりませんが、何とも色々なことを想像してしまうほっこりした風景に心も癒されました。

境内は隅々まで手入れが行き届いているので散歩するだけでも癒される、行く価値のあるお寺です。ぜひシーズン問わず時間がある時には遊びに行ってください。道中は箕面のお猿さんも道路脇にたくさんいますので、お猿さんを眺めるのもほっこりしますよ。

スポット名勝尾寺(かつおうじ)
ジャンルお寺
予約可能
直接神社にお問い合わせください
住所大阪府箕面市大字粟生間谷2914−1
交通手段千里中央駅からバス、タクシーで約20分
モノレールの彩都駅タクシーで10分
箕面駅からはタクシーで15分
営業時間平日 8:00~17:00
土曜 8:00~17:30
日曜 8:00~18:00
定休日年中無休
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