かつて高槻城があった場所は美しい城跡公園として復活しました

こんにちは。大阪府在住のみんなのじもとライターです。

高槻市には昔、高槻藩の歴代城主などが居城としたお城がありました。今ではとても手入れされた大きな公園になっており、石垣や池などの庭園が情緒豊かに公園内を演出しています。公園の真ん中あたりには、歴史民俗資料館もあり、高槻市の歴史を学ぶことができるんです。

高槻城の跡は市民憩いの城跡公園になっています

私が小さい子どもの頃には、ゴーカートが無料で貸し出しされていて、公園内に信号などもあり、レース場のように車遊びを楽しむことができました。公園の面積は4.47ヘクタールもあり、子ども用の遊具も沢山あるので、今でも昼間は子どもで溢れています。春には桜が見れるので、お花見に来る人で公園がいっぱいになります。

高山右近はキリシタンであり高槻城は重要なお城だった

昔の話になりますが、江戸時代には高槻はかの有名な高山右近を筆頭にキリスト教を布教する上での大事な場所でした。キリシタンであり、優れた大名でもあった高山右近は、戦略に長けており、高槻城を築いたことでも有名です。西国街道や淀川など水陸両方での交通にも優れ、重要な拠点だったことには間違いありません。

現在は惜しまれつつも壊されてしまった高槻城ですが、お城に使用されていた石垣は、JRの線路敷に使われていたそうです。もっとも、石垣が使われていたのは旧国鉄時代ですので、かなり昔の話です。

桜の時期には絶景のお花見スポットになる城跡公園

現在は高槻城跡公園は、桜が満開に咲き、とても過ごしやすい公園です。池の周りを散歩するだけでなく、ゴーカートなどの乗り物もあり、資料館も併設されているのでお子様には大人気となっています。ぜひファミリーで訪問してみてくださいね。