こんにちは。化学が大好きな高槻市在住のみんなのじもとライターです。
今日は大阪府高槻市にある面白い研究館「JT生命誌研究館」をご紹介します。JT生命誌研究館ではチョウやクモ、カエルやコバチなど小さな生きもの、細胞等を研究していおり、生き物の進化の過程や、どのように生き物同士が関わり、共生しているのか等を研究しています。びっくりするほどに立派な研究施設が高槻にあるのを知っていましたか?
生命の誕生やDNAなどについて学べる
高槻市で気軽に生物学について学ぶことが出来る施設として高い注目を集めているのがJT生命誌研究館。タバコなどのメーカーで有名なJTが管理している珍しい資料館です。JTがタバコでは無く生命の研究?コンセプトが違うので少し不思議な気もしますが、施設の展示物は大人から子供までが楽しめる素敵な物ばかりです。
JT生命誌研究館は小さい地方の博物館などよりも遥かに見応えのある施設で、特に子供に優しい作りとなっています。館内はベビーカーでも入館できますし、おむつ交換台なども完備されているのでママにも優しい設備が充実で安心。お年寄りの方向けに車椅子の貸し出しもあります。
JT生命誌研究館は入場無料
JT生命誌研究館へのアクセスですが、高槻駅からは少し距離があります。JR高槻駅側にある芥川商店街を抜けた場所に位置しているので10分以上歩くことになりますが、訪問する価値は十分。さらに驚くことに、JT生命誌研究館は見学料金が無料なんです。生き物が大好きなお子さんがいる家庭であれば、ぜひ一度連れていってあげてください。喜ぶ事間違いありません。
子供が興味をそそるような映像や展示物が思考を凝らして準備されているのでJT生命誌研究館へ遊びに行けばお子様が将来研究者を目指す事になるかもしれません。見る人を楽しませる事にもかなり力を入れていることが伝わってくるので、JT生命誌研究館は本当に侮れない施設です。
37兆個の細胞の働きを学ぶ細胞展
いくつかおすすめの展示物をご紹介させていただきます。まずは細胞展。人間の体は37兆個の細胞でなりたっているのですが、その細胞がどのように働いているのかを教えてくれます。躍動的な細胞の動きを顕微鏡写真で表現しており、プロジェクションマッピングなど最新の技術も駆使して見る人を楽しませてくれます。
ハエとクモとヒトの祖先を探る
ハエなどの昆虫や、クモ、そしてタコやイカなどの軟体動物は全て門と言うグループによって分けれられているそうです。大きく分類すると人間を含めて全てが生き物ですが、節足動物と軟体動物には大きな違いがありますよね?その違いがどのような経緯で生じたのかをJT生命誌研究館では研究されているそうです。これ凄くないですか?ゲノムを基盤とした研究を続けられており、節足動物や軟体動物、ヒトの共通祖先を導き出し、つながりを解明すること、それらを説明することが研究目標だそうです。
その他にもチョウがなぜ生まれながらに自分の食べる草花を知っているのかなど、本能がどのように進化してつながってきたのかを解明されています。このように大人向けのコーナーも充実しているので、生物学についてあまり詳しくない方は少し難しく感じてしまうかもしれませんが、子供でも十分理解できるような優しい内容のコーナーもありますので安心。素晴らしい施設ですのでぜひ一度訪問してみてくださいね。
アクセス、開館時間、休館日、電話番号、入館料
気になるJT生命誌研究館へのアクセスですが、JR高槻駅徒歩10分、阪急高槻市駅徒歩15分の場所にあります。開館時間は毎週火曜~土曜日の10:00~16:30まで、休館日は日曜日と月曜日です。入館料は無料、これだけの施設が無料で見学できるのは、本当に素晴らしいことです。電話番号やイベントなどは下記概要の公式ホームページからチェックしてください。
施設名 | JT生命誌研究館 (日本たばこ産業株式会社) |
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ジャンル | 資料館 |
住所 | 大阪府高槻市紫町1-1 |
営業時間 | 毎週火曜~土曜日 10:00~16:30 |
入場料 | 無料 |
定休日 | 日・月、年末年始(12/29~1/4) |
交通手段 | JR高槻駅徒歩10分 阪急高槻市駅徒歩15分 |
駐車場 | 有り 10台程度 |
入館料 | 無料 |
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ホームページ | JT生命誌研究館HP |
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