恋愛成就スポット「難波八阪神社」の船渡御、獅子殿、恋みくじは必見

こんにちは。みんなのじもと大阪パワースポット担当ライターです。

難波というと大阪を代表する商業圏ですが、そんな難波の歴史を長く見てきた由緒正しき神社が「難波八阪神社」です。難波八阪神社は獅子殿が有名で、獅子殿を見たさに各地から参拝に訪れる人が少なくありません。

なお、難波には難波上社、難波下社、難波大社と呼ばれる3つの神社がありましたが、昔は難波下社と呼ばれていたのが現在の難波八阪神社です。難波上社は現在の難波神社で、難波大社は生國魂神社と呼ばれています。ちなみに、京都に有名な八坂神社があるため、難波八坂神社と誤表記されることがありますが「八坂」ではなく「八阪」です。

恋愛のパワースポット、難波八阪神社の歴史

難波八阪神社の創建年は不詳ですが、仁徳天皇の時代(4世紀中頃)に付近一帯に疫病が流行りだすと牛頭天王(ごずてんのう)が現れたことから、これを祀ったのが始まりとされています。

それ以来「難波下の宮」として難波一帯の産土神(守護神)となります。

御祭神

難波八阪神社の祭神は素戔嗚尊(すさのをのみこと)と妻の奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、八柱御子命(やはしらみこのみこと)の3柱です。

八柱御子命は素戔嗚尊と奇稲田姫命の子供たちのことです。

インパクト抜群の獅子殿

難波八阪神社の前に立つと口を大きく開き、威圧的な目を向く獅子の頭の形をした獅子殿が現れます。高さは約12メートル、奥行きは約10メートルあり、4階建てのビルと同じくらいの高さになっています。

1974年に本殿と一緒に造られますが、目はライト、鼻はスピーカーになっています。口の中には舞台があり、神事や正月などの際はここで獅子舞や舞踊などが行われます。

篠山神社

難波八阪神社の敷地内には「篠山神社」があります。大阪は昔から「天下の台所」と言われていますが、天下の台所にしたのが篠山神社に祀られている篠山十兵衛景義です。

篠山が大坂代官を務めていた当時の難波は、北にある天満の市場から遠かったため、野菜などは天満まで持って行くか道端などで闇で売るしかありませんでした。そこで篠山は難波に公設市場を作り、野菜などの商売を認めます。これが木津卸売市場へと繋がり、難波が天下の台所の一翼を担うようになったのでした。

戦艦陸奥の慰霊碑

戦艦陸奥は旧日本海軍の戦艦ですが、広島沖で爆発事故で沈没します。命を落とした1000人以上の乗組員たちの慰霊碑が置かれています。

難波八阪神社の夏祭り、船渡御

なにわを代表する水上祭が船渡御です。

難波八阪神社の夏祭りは非常に有名で、毎年7月13日、14日の両日に実施されます。難波八阪神社の夏祭りは、太鼓や神輿なども数多く参加し、盛大な船渡御も千日前から道頓堀、戎橋筋を巡行します。大阪の夏の風物詩として盛大に行われる祭典です。船渡御は御神霊を安んじ、併せて氏子域繁栄を祈願する水上祭です。

難波八阪神社の御利益、お守り、恋みくじ

難波八阪神社の名物と言えば恋みくじ。この神社に来たら必ず恋みくじをするようにしましょう。

気になる人、大好きな人を思いながらおみくじをしてみると、鯉の形をした恋鯉（こいこい）守りが入っており、恋愛成就の助けとなります。その他にも個性的なお守りが沢山あるのが難波八阪神社の特徴です。獅子頭にちなんだキーホルダやランドセルのお守りなど楽しいお守りがたくさんありますよ。

荒々しい獅子殿がインパクトが強いので勘違いしてしまいますが、実は難波八阪神社の御利益は良縁、恋愛成就です。

難波八阪神社へのアクセス、営業時間、定休日、御朱印

気になる難波八阪神社へのアクセスですが、各線「なんば駅」から徒歩で5分の場所にあります。社務所の営業時間は6:00～17:00となりますが、9時以降に受け付けてくれます。定休日はありません。御朱印ですがインパクトのある御朱印で、京都の八坂神社と同じ、左三つ巴と木瓜（もっこう）の神紋と、シンボルにもなっている獅子殿の印判が捺印されています。300円で頂けます。

なにわを代表する水上祭が船渡御、恋みくじ、ランドセルお守りなど、観光に参拝するにはとても楽しい神社が難波八阪神社です。大阪ミナミへの観光の際はぜひ難波八阪神社へ参拝してみてください。あなたの恋を叶えてくれますよ。

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