こんにちは。みんなのじもと大阪のパワースポット大好きライターです。
今日は天王寺区の縁結びに御利益がある神社のご紹介です。大阪市天王寺区に生島大神(いくしまのおおかみ)と足島大神(たるしまのおおかみ)を御祭神とする「生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)」があります。地元の人は「いくたまじんじゃ」や「いくたまさん」と呼んでいます。御祭神の生島大神や足島大神は日本という島そのものの神様であり、大地に生きるもの全てを守護しています。
天王寺区の縁結び、縁切りの御利益がある「生國魂神社」
そんなスケールの大きい生國魂神社ですが、何故かご利益は「縁結び」になっています。それは境内にある末社の「鴫野神社」が関係しています。悪い人間との縁を切り、新しい良縁が授かると言われているのが「鴫野神社」です。なお、生國魂神社の本殿は幣殿が一つの屋根で繋がる「生國魂造」と呼ばれる日本で唯一の建築様式になっています。
生國魂神社の歴史
生國魂神社は約2700年前、初代神武天皇が日本列島の神である生島大神と足島大神を現在の大阪城に祀ったのが始まりです。当時は大阪湾が生駒山付近まで入り込んでおり、大きな岬の先端に現在の大阪城一帯がありました。豊臣秀吉が石山本願寺の跡地に大坂城を築城する際に現在の場所に神社を移築しました。元々あった大阪城には「生国魂神社お旅所跡」という碑が残っています。
淀君茶々も愛した女性の守護神、鴫野神社
境内には淀殿(淀君・茶々)が何回も参拝した弁天社を大阪城から遷した末社の「鴫野神社」があります。御祭神は市寸島比賣神(いちきしまひめのかみ)、大宮賣神(おおみやのめのかみ)、淀姫神(よどのひめのかみ)です。鴫野神社は「鴫野の弁天さん」と呼ばれており、後に淀殿自身も鴫野神社に祀られます。女性の守護神と迎がれ、縁結び・縁切りの神様として女性の間で参拝が尽きることがありません。
彦八まつりの開催時期
大阪落語の始祖と呼ばれる米沢彦八は江戸時代に生國魂神社の境内で辻噺を披露し人々を笑わせていました。
そこで大阪に笑いを広めた米沢彦八の功績を称える「彦八の碑」が1990年に生國魂神社に建立されました。そして、翌年の1991年から彦八まつりが始まります。毎年上方落語家が一堂に会し、おもしろ屋台や演芸コンテスト、落語家バンドなどたくさんの楽しい企画が催されています。
例年大人気の彦八まつりの開催時期ですが、9月の第1土曜と日曜に開催されています。
生國魂神社へのアクセス、営業時間、定休日、御朱印は?
生國魂神社ですが、現在の本殿は戦後に建て替えられ、コンクリート造銅板葺きとなっております。そんな生國魂神社へのアクセスですが、地下鉄谷町線「谷町九丁目駅」から徒歩で3分の所にあります。
営業時間ですが、9時から17時までとなっています。その時間に社務所に行けば御朱印をもらうことができます。御祈祷の申し込みも同様です。お休みは無く、年中無休となりますが、念のため社務所に確認するのが無難です。
御利益、御守り、駐車場情報
生國魂神社のご利益ですが、縁結び、女性守護、良縁成就と言われています。これは境内にある鴫野神社(淀姫社)に淀君茶々も愛した女性の守護神が祀られているためです。御守りは水晶が付属したいくたま守が有名です。駐車場は併設されていますのでマイカーでも気軽に参拝が可能ですよ。
大地に生きるもの全てを守護する神社、生國魂神社。その大きな優しさに触れにぜひ参拝に行ってみましょう。大阪観光のついでに参拝すれば良縁も期待できるかも?
スポット名 | 生國魂神社(いくくにたまじんじゃ) |
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ジャンル | 神社 |
予約 | 可能 直接神社にお問い合わせください |
住所 | 大阪市天王寺区生玉町13-9 |
交通手段 | 地下鉄谷町線「谷町九丁目駅」から徒歩で3分 |
営業時間 | 9:00~17:00 季節により異なる |
定休日 | 年中無休 |
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