高槻市の観光スポット「三島古墳群今城塚古墳」は埴輪が撮影できる

高槻には三島古墳群と呼ばれる、日本でも指折りの古墳群地帯があるんです。

高槻市内には500ヶ所ほどの古墳、遺跡といったモニュメントがあり、歴史を身近に感じる街でもあります。ちなみに高槻市が誇る軌跡のゆるキャラ「はにたん」はハニワがモチーフになっており、2016年度の全国ゆるキャラグランプリでは堂々の第9位にランクインし、子供から大人まで、あらゆる高槻市民に愛されるマスコットになっています。

高槻市の歴史を感じれる場所「三島古墳群」

はにたんが生まれた高槻最大の古墳「今城塚古墳」

高槻市をPRする為に、惜しげもなく様々な場所に出没する「はにたん」のお誕生日は8月20日で、ハニワの日なんですね。

高槻市には「はにたんダンス」と言われる非常にかわいらしい歌とダンスがあり、高槻市の子供達なら誰もが目をつぶってでも歌えて、踊れるダンスがあるんです。

さて、高槻市で古墳で有名なものと言えば何といっても今城塚古墳ですが、こちらは聖徳太子の曽祖父であり継体天皇墓と言われる、総長約350m、総幅約340mの三島古墳群最大の古墳となっています。

2011年の4月に、一般市民が自由に一般市民が出入りできる整備の行き届いた公園「いましろ大王の杜」としてオープンし、園内には1400点の復元ハニワが並んでいます。埴輪祭祀場の復元ハニワは、大きさや形、発掘された時の配列などを忠実に再現され、それを実際に触れてみることも可能です。

今城塚古墳では埴輪と記念撮影もできる

また今城塚古代歴史館では、今城塚古墳や三島古墳群から出土したハニワと記念撮影できたり、体験教室なども開かれています。

歴史と触れ合うのには最適な施設だと言えるでしょう。私は実際にウォーキングがてらに公園の周りを歩き、異空間を楽しむことができました。遊歩道も綺麗に整えられていますので、とても歩きやすいですよ。

気になる今城塚古墳の入場料金は?

入園は無料です。また上土室には「ハニワ工場公園」という、日本最古の、日本最大級のハニワ工場跡である新池公園を整備した史跡公園があります。園内には窯や工房などが再現されており、復元ハニワで当時の様子を学習できるように野外展示もされています。

周りには大小様々なマンションなどが立ち並んでいるのですが、閑静な住宅街にハニワ工場が蘇っている風景が何とも言えない不思議な感覚にさせてくれます。入園は無料です。

最後に「安満宮山古墳」という、大阪平野を一望できる墓地公園で発見された長方形の古墳があるのですが、そこは出土品から、卑弥呼と関係があるかも?などと噂されています。邪馬台国時代に製造されたと言われる銅鏡が出土したのです。

出土した銅鏡5面のレプリカが飾られた案内板や、展示されている出土品などもあり、目を閉じると邪馬台国の風を感じることができるのですね。こちらは安満御所の町にあり、入場無料です。是非高槻で歴史の息吹を体感してみてください。

施設名今城塚古墳
ジャンル古墳
住所高槻市郡家新町48-8
交通手段高知インターから約5km 
バス、路面電車ではりまや橋経由桟橋方面行き桟橋通5丁目下車、徒歩で約10分
営業時間10:00~17:00
定休日毎週月曜
祝日の翌日
年末年始
入園料無料
駐車場有り
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ホームページ今城塚古墳HP
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