海産物が美味しい北海道「かもめ島」の夕陽は思わず息を飲む美しさです│みんなのじもと

こんにちは。北海道在住のみんなのじもとライターです。

北海道の道南西部の檜山郡江差町は、日本海沿いにある美しい海の街です。なんとなく名前は聞いたことがあるという人もいるかと思いますが、詳しい場所や情報はあまり知られていません。北海道の中でもマイナーな街と言っても過言では無いでしょう。

実はそんな檜山郡江差町は江戸時代より商業や文化の街として繁栄した、歴史のある街なのです。現在でも幕末ロマンの溢れる、趣のある街並みになっているので、北海道民の私にとってはもっと多くの方に訪れて欲しい、そんな素敵な場所と言えます。

自然がたっぷりで美しい「かもめ島」

その江差町の中でも観光客に特に来て欲しいスポットが「かもめ島」です。かもめ島は、弁天島とも昔呼ばれていました。その頃の島は、ニシン漁や貿易が盛んにおこなわれており、江差はかもめ島から始まっていると言われるほどだったのです。

現在は、檜山道立自然公園の特別区域に指定されていて、自然を感じられる美しさから、江差の観光名所となっています。観光客だけでなく、「かもめ島」は地元の人からも愛される場所となっています。

かもめ島は、海抜20メートル、周囲は2.6キロメートルの大きさの島で、景色を見ながら散歩をするにも丁度良い大きさの島です。徒歩でも2時間もあれば一周することができるので、健康のためにランニングするにもピッタリです。

島内には家族で楽しめるキャンプ場もあり、海釣りにも適していて、季節によってホッケやカレイなども釣れるスポットなんです。そのためアウトドア派の方にもぴったり、釣ったホッケをバーベキュー何て最高じゃないですか？

普段は穏やかなかもめ島ですが、7月にはかもめ島祭りというイベントが開催されます。出店はもちろん、歌謡ショーや、パレードなどの催しもあり、夜には花火が上がって江差町の夏を盛り上げてくれます。

さらに全道北前船競漕大会という大会もかもめ島で開催されます、この大会は、8～10人で船を漕いで競い合う大会で、江差の海で行われるレースは圧巻です。祭の最中は炉端焼きも食べれるのでビール片手に焼鳥や新鮮なイカをおつまみにすれば気分も最高です。

気になるかもめ島へのアクセスですが、函館から車で90分の場所にあります。JR函館駅前からバスでも同様の時間で行く事ができます。函館からは少し遠いですが、美しい海や眩しく光る海面に沈む夕焼けは一度は見る価値があると思いますよ。

夏の暑い時期でも、かもめ島は海風で涼しく過ごしやすいため、夏のキャンプが特におすすめです。江差町にまだ来たことのないあなた、美しいかもめ島を見に来てみませんか？