函館市中央図書館

五稜郭すぐ「函館市中央図書館」は郷土資料も見れる市民憩いの図書館

こんにちは。北海道在住のみんなのじもとライターです。

今回ご紹介するのは函館市中央図書館。ライターの私には馴染みの深い心落ち着く図書館なのです。そんな函館市中央図書館は観光名所としても知られる五稜郭のすぐそばにあります。立地もとても便利な場所にあり、本と雑誌合わせて10冊までとCDは2点まで最長2週間借りる事ができるのも嬉しいポイントです。

函館市中央図書館は2005年に開館

かつては「市立函館図書館」(旧本館)の名前で函館山のふもとにある函館公園の中にありました。この旧本館は函館の豪商らの寄付により1927年に建てられましたが現在は閉鎖されています。しかしながら西洋風の外観は函館公園で今でも見ることができます。

今の場所に図書館が移ったのは2005年のこと。それまでは北海道の渡島支庁があった場所ですが、その移転に伴い図書館を新たに建設しました。それ以後は「函館市中央図書館」と呼ばれています。研修室や視聴覚ホールもあり、レンタルもできるので市民の団体などもグループでお安く利用できるのが魅力です。

明るい陽射しが差し込む函館市中央図書館

リニュアルされた函館中央図書館は、以前に比べ老若男女にとって、とても使いやすい施設となりました。雰囲気もとても良く、まず入り口から中に入ると、天井が吹き抜けになった開放感のある一般開架コーナーが見えてきます。大きな窓が付けられているためか、全体的に太陽光が差し込みとても明るい雰囲気です。

目線を左に向けると児童コーナーが見えてきます。絵本などを中心とした児童書がたくさん置かれた場所で、一般開架から結構離れているのがポイント。子供の声がうるさく無いようにできています。あまり目立たない場所にありますが「おはなしのへや」という場所があり、そこでは、絵本の読み聞かせなどを行っています。

函館の郷土資料も収容

二階に上がると、函館に関する郷土資料を集めたレファレンスコーナーがあります。ここでは函館だけではなく、北海道各地の市町村史を閲覧することができます。また、大窓に面した場所には読書テラスが設けられ館内の本を持ってきて読むことができます。明るく開放的なつくりを最大限生かした場所で気持ちよく読書ができますよ。

1階に戻って閲覧スペース以外を見てみると、くつろぎスペースともなる光あふれるエントランスやパネルを展示する展示ホール、喫茶コーナーなどもあります。いずれも旧本館にはなかったもので、かなり利用者にとっては利便性が上がったと感じています。

アクセス、営業時間、休館日、電話番号、駐車場

気になる>函館市中央図書館へのアクセスですが、市電五稜郭公園前下車中央図書館まで徒歩10分の所にあります。営業時間は9:30~20:00まで、休館日は毎週水曜日です。電話番号は下記概要の公式ホームページからチェックしてください。駐車場も150台分完備されているので便利ですよ。

こうして新しく生まれ変わった函館市中央図書館は、単に本を見る場所というだけではなく市民の憩いの場としても機能しています。併設のBorjan(喫茶ボルヤン)ではサンドイッチやケーキ、クラムチャウダーなども楽しむことができます。ぜひ函館市民の皆さんに利用して欲しい、市民のための図書館です。

施設名函館市中央図書館
ジャンル図書館
住所北海道函館市五稜郭町26−1
交通手段市電五稜郭公園前下車中央図書館まで徒歩10分
営業時間9:30~20:00
休業毎週水曜日
駐車場150台有り。2時間無料。
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