愛染堂勝鬘院

愛染堂勝鬘院は縁結びの神木「愛染かつら」が話題のパワースポット

こんにちは。パワースポット大好きみんじもライターです。

本日ご紹介するのはお寺です。恋愛成就の願いを聞いてもらえる神社は全国に数多くありますが、縁結びを叶えてもらえる珍しいお寺が実は大阪にあるんです。それが、「愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)」です。愛染かつらが有名なこちらのお寺は天王寺区の四天王寺前夕陽ヶ丘駅近くにあり、地元では「愛染さん」と呼ばれていて良縁や夫婦円満の御利益があるとされる愛染明王が祀られています。

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大阪の縁結び寺、愛染堂勝鬘院の歴史

愛染堂勝鬘院の歴史ですが、西暦593年(推古天皇元年)、聖徳太子が「敬田院」、「施薬院」、「療病院」、「悲田院」からなる四天王寺を建立します。その施薬院の建っていた場所に現在の愛染堂勝鬘院があります。

勝鬘院という名の由来は聖徳太子が「勝鬘経」というお経を唱えていたことと、勝鬘経に記されているシュリーマーラー夫人(勝鬘夫人)の仏像が本堂に祀られていることです。

金堂

大阪府の重要文化財に指定されている金堂に恋愛の仏様・愛染明王が祀られています。

愛染明王への祈りの仕方にはルールがあり、紙に書いた願い事を両手でぴったりと挟んで鼻の位置より高く掲げます。愛染真言の「ウン・シッチ・ソワカ」を一心に唱えながら、目を閉じて願掛けをします。

川口松太郎の代表作「愛染かつら」

愛染堂勝鬘院が恋愛成就のパワースポットされているのは愛染明王とともに縁結びの霊木「愛染かつら」の存在が大きく影響しています。

樹齢数百年といわれる巨大な桂の木にノウゼンカヅラのツルが絡みついており、桂の巨木にノウゼンカズラのツルが巻き付いて一体となった様が仲の良い男女の寄り添った姿のように映ります。そのため、愛染かつらは古くから地元の人々の間で「男女の縁を結ぶ、縁結びの霊木」として信仰される御神木になっています。

この霊木の前で男女が愛を誓うと、必ず将来幸せに結ばれると言い伝えられています。ちなみに、近くに住んでいた小説家の川口松太郎はこの霊木をモデルとして、代表作の「愛染かつら」を執筆します。愛染かつらは映画にもなり、その主題歌と共に大ヒットしました。

多宝塔

金堂の後ろに多宝塔がそびえています。1597年に豊臣秀吉が再建した大阪市最古の木造建造物として、国の重要文化財に指定されています。

愛染堂勝鬘院へのアクセス(行き方)、営業時間、定休日は?

気になる愛染堂勝鬘院へのアクセスですが、地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」より徒歩2分の所にあります。営業時間は夏季8:30~17:00、冬季8:30~16:30までとなります。定休日は特にありません。

駐車場、御利益、ご朱印は?

愛染堂勝鬘院に駐車場は併設されています。マイカーでの訪問も可能です。御利益として有名なのが縁結び・良縁成就・商売繁盛です。特に縁結びには強い御利益があると言われています。寺務所が空いている時間であればご朱印も書いて頂く事が可能です。

川口松太郎の小説から映画にもなった霊木「愛染かつら」を見て、縁結びのパワーをもらいましょう。駅からも非常に近い愛染堂勝鬘院にぜひ観光に行ってみてくださいね!

スポット名愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん
ジャンル寺院
予約お問い合わせください
住所大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町5-36
交通手段地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」より徒歩2分
営業時間夏季8:30~17:00、冬季8:30~16:30
定休日年中無休
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