光國本店 夏みかんの丸漬け

萩市「光國本店」の夏みかんの丸漬けと萩の薫は売切れ必死の和菓子

こんにちは。山口県出身のみんなのじもとライターです。

お盆、お彼岸には毎年墓参で山口県萩市に訪れます。萩城や城下町が世界遺産にも登録された萩市ですが、毎回訪れるたびに購入していくものがあります。それが「光國本店の夏みかんの丸漬け」と、夏みかんの皮と砂糖とをまぶした「萩の薫」です。今日は大好きな光國本店をご紹介したいと思います。

漢字では夏蜜柑丸漬と書いて夏みかんと読みます。ちなみにお値段は1個1,296円となかなかの価格ですが、食べれば納得の価格かと思いますよ。

光國本店の夏みかんの丸漬けは一度食べて欲しい味

光國本店は、細い路地に入った場所にある工場直営の小さなお店です。萩の街並み自体は路地も多く、わかりにくいので、事前に場所を確認して行かれると良いでしょう。駐車場は少しありますが狭い路地なので通行には気をつけましょう。

このお店が販売する夏みかんの丸漬けは、お店の営業開始である9時に行かなければ手に入れることができず、希少価値の高い商品で、夏みかんを1個丸ごと使い、中には夏みかんの程よい甘さの羊羹が入っている和菓子なんです。もちろん全て手作りですので、商品自体の個数も少ないのも特徴です。

夏みかんの丸漬けはお取り置き不可

さらに、お店の考え方として予約は受け付けておらずお取り置きも基本的にはありませんので、有るか無いかは、出たとこ勝負と行った感じとなっています。

取り置きをしないというスタンスについて、以前お店の方とお話ししたことがあります。理由は、せっかくお客さんが遠いところから萩まで足を運んできているのに、事前に電話して悠々と訪れるのは不公平だということもあり、取り置きはしないとのことです。う~ん。がんこな店主です(笑)

ただ、この理由には納得で、取り置き後にキャンセルをする残念なお客様も少なからずいらっしゃるようで、せっかく足を運んできてくれた方に申し訳ないという気持ちからきているようです。ただ、どうしても欲しい場合には全国に品物を発送しているということですので通販を利用して欲しいということでした。

このようなお客様を大切にするという考え方は、私が30年来変わらずに毎年通い続けていますが全く変わっていませんし、明治から続いている老舗として、今もなお営業が続いている所をみると、お客様を大切にしていらっしゃる温もりも感じます。

萩の薫

夏みかんの丸漬けが売切れていても、必ず買って帰るものが、萩の薫です。夏みかんの皮と砂糖をまぶしたお菓子で、食べると皮の苦味と、砂糖との程よい甘さが口の中に広がり、食べだすと止まらなくなります。

特に、9月から11月に販売される萩の薫には、青切りと言われている夏みかんの子どもが入っています。この青切りの味は子どもと呼ばれる所以で味が凝縮しており、一層の風味もあります。ぜひ萩を訪れた際にはお立ち寄りいただきたいお店です。

夏みかんマーマレード

通販での人気が非常に高い商品は夏みかんマーマレードです。実と皮の両方が入っている手作りマーマレードは全国にファンがいる大人気の味。製法は昔ながらの手間暇をかけた手作りなので、数に限りがあるのが辛い所です。

お値段は1個918円とけっしてお安くはありませんが、売れている理由は食べてみるとすぐわかります。お土産にも喜ばれると思いますよ。

アクセス、営業時間、定休日、駐車場、電話番号

気になる光國本店へのアクセスですが、バス停寺町下車徒歩2分、JR山陰本線「東萩」駅から880mの場所にあります。営業時間は9:00~18:00まで、定休日は不定休となっています。駐車場は店舗前に3台完備、その他電話番号やイベントなどは下記概要の食べログホームページからチェックしてください。

売切れ必死の夏みかんの丸漬けは、9時に行かないと買えない事もありますが、見た目にも美しく味も抜群。本当にはあまり教えたくありませんが、ぜひ皆さんに食べて欲しい老舗和菓子店が作る技術溢れる和菓子です。

店名光國本店(みつくにほんてん)
ジャンル和菓子
予約一部予約可
住所山口県萩市熊谷町41
交通手段バス停寺町下車徒歩2分
JR山陰本線「東萩」駅から880m
営業時間9:00~18:00
定休日不定休
決済方法カード不可
駐車場有り
普通車3台
喫煙禁煙
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