こんにちは。みんなのじもとライターです。今日は北海道松前郡松前町に在住の方からの松前町と松前城についての記事をご紹介します。
北海道には知る人ぞ知るどっしりと構えたお城があり、もちろん城下町もございます。そんなお城がるレトロな趣のある町が「松前町」。人口は7843人という小さな町です。昔の「松前町」は本当にすたれた過疎の町といった感じでしたが、ここ何年かでかなり綺麗に変化しました。
松前城の城下町は美しくリニューアル
一番変化したのは城下町の景観です。大雨などの災害があり、あちらこちらを建て直しを実施しました。その結果、昔のイメージを残そうと、本当に昔存在していたような瓦構えの外装のお店を、城下町に作り、逆にそれが新しく感じられる様になりました。薬局やおもちゃ屋さん、呉服店やお土産屋さんなどなど、かなりの予算を使い、商店主も相応の出費で建て直したそうです。
ちなみに松前城は、日本で最後に立てられたお城でも有名で、松前家初代藩主の松前慶広により1606年に築城されました。その後も火災での被害があったり、修築を繰り返し、1854年に今の松前城は完成したと言われています。その当時は築城自体が禁止されている世の中でしたので、松前城の築城は日本の中でも非常に異例の出来事だったのです。
松前城の天守内部は資料館になっており、鎧や当時の服など歴史的にも価値がある物が展示されています。太平洋戦争でも大きなダメージを受けた松前城ですが、1949年6月5日に松前町役場で火事があり、その火事の影響で再び焼失してしまいます。全国からの寄付と松前町民の想いにより松前城は1961年に再度再建されることになりました。本丸御門は、国の重要文化財に指定される非常に貴重な物です。
光善寺の血脈桜が見ごたえ満点
もともと春の観光地でもある松前町。その理由はお城があるからだけではないのです。もう一つ有名なのが春になるの満開に咲き誇る「桜」です。
南殿と千島桜が有名ですが「松前町」の一番の桜の見所は「血脈桜(けちみゃくざくら)」です。「光善寺」という少しお城から離れた場所にあるお寺なのですが、ここの中に存在する、大きく侵入防止の綱で閉められている桜が血脈桜です。大昔に大火事があり、焼け果てましたが、この桜の木はその後もきれいに咲いてくれました。実はこの桜の木には「花の精」と関連される古い言い伝えがあります。もし気になった方がいましたら、ぜひ「血脈桜」で検索してみてください。
松前町の道の駅は朝市が人気
また、松前町にはここ何年かで建て直した「道の駅」もあります。ここでは春から秋にかけての朝市があり、そこでは獲れたての魚や野菜などがかなりの安値で購入できます。新鮮なイカはもちろん、貝やほっけ、魚のすり身、新鮮な果物なども破格の金額で購入することができるので、観光客で大賑わいなんです。
営業時間が午前9時までの朝市は、地元民もたくさん集まりますし、観光で宿泊しているお客さんたちも朝市をめがけてやってきます。
松前城などの観光スポットへのアクセス情報
松前町や松前城などへのアクセス、松前町の観光情報ですが、詳細は下記の概要より松前町ホームページをクリックしていただき、詳細のチェックをお願いします。電話番号や役場の営業時間などの詳細も掲載されていますので便利です。
なかなか面白みのある小さな城下町、松前町。資料館などもあり、そこでは塩漬けした桜の花びらの白湯もあったり、藩屋敷という武家の集まりの場所では桜の味のアイスクリームなども売られています。この白湯は特におすすめです。もしこの記事を読まれて興味を持っていただけたら、一度北海道の松前町を訪れてみてくださいね。
地名 | 北海道松前郡松前町 |
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ジャンル | 観光地 |
住所 | 北海道松前郡松前町字福山248番地1 |
交通手段 | 路線バス 木古内駅~松前:約1時間30分 函館駅~松前:約3時間 新函館北斗駅~松前:約3時間20分 |
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