大阪「阪神名物いか焼き」は串の刺さってない阪神ファン定番の粉もん

こんにちは。粉もん大好きみんじもライターです。

大阪の美味しい物や大阪の名物的な食べ物と言えば、お好み焼きとたこ焼きと串カツが思い浮かぶでしょう。しかし、イカ焼きも忘れてはいけない大阪名物なんです。

大阪人に「大阪名物の食べ物って何？」と聞くと「阪神百貨店のイカ焼き」と答える人もかなりいて、特に甲子園に行く前に阪神百貨店でイカ焼きを買って行く人が多いのが有名です。大阪への観光客の方にいか焼きを伝えると、串にささった醤油ダレのいか焼きを想像されますのでご注意ください。

開店前から並ぶほどの人気店「阪神名物いか焼き」

「百貨店の様な高級品しか売ってない所には、イカ焼きを買う以外で行くことはない」という人も阪神ファンには多く、この味は阪神百貨店でしか味わえない懐かしい味です。

私のような平民が「今から阪神百貨店に行って来るねん」と言えば「ああーイカ焼きを買いに行くのね」と思われるくらい、阪神百貨店と言えばイカ焼きが浸透しています。百貨店の開店前からイカ焼きを買い求める人の行列ができることもあるくらいの人気商品で、特に日曜日は大抵列ができています。

「阪神名物いか焼き」は大阪を代表する粉もんです

一般的には「イカ焼き」と聞くと串に刺さったイカの姿焼きの事になるかもしれませんが、大阪人はイカ焼きと聞くと阪神百貨店のイカ焼きを想像します。

小麦粉と卵と小さく切ったイカを混ぜ合わせて、専用のプレス機のような鉄板で焼きあげてソースを塗った粉もんで、言うなれば、キャベツなしのイカのお好み焼きを薄っぺらく焼いた感じです。串にイカは刺さっていません。行列に並んで順番を待っている間に、専用の鉄板で焼いている所を見ることができるので、子供は興味津々と言った感じでジーッと見ています。

このイカ焼きは早くて旨くて安いので大阪人にとっては嬉しい限りの一品。これは大阪人でなくてもどこの人でも嬉しいですが、大阪人は特にせっかちなので早く出来上がる事が一番のポイントかも知れませんね。

阪神百貨店でいか焼きこうて、甲子園に行こう

イカ焼きは卵の黄色とソースの黒が阪神タイガースのカラーなので、阪神タイガースの非公式フードの一つなんです。阪神百貨店で販売されているので、タイガースファンは「阪神百貨店でイカ焼きこうて（買っての大阪弁）、甲子園球場に阪神タイガースを応援に行こう」という人がとっても多いです。

ちなみに、阪神百貨店のある大阪梅田駅から阪神電車に乗って約15分で阪神甲子園駅行けます。阪神が買った日には大阪梅田駅はいつも大騒ぎです。

イカ焼きは1枚152円。大きめのデラパンと呼ばれている商品でも1枚206円なので、とてもリーズナブル。庶民向けの粉もんは本当に人気です。小柄なライターの私ならデラパン1枚でだけも腹8分目くらいになります。
大阪名物の粉もんは、たこ焼きとお好み焼きだけではなく、イカ焼きも外せません。

アクセス(行き方)、営業時間、定休日は？

阪神名物いか焼きへのアクセスですが、阪神百貨店梅田本店B1Fスナックパークにあり、駅からはすぐです。営業時間は10:00～22:00(L.O.21:30)までで、定休日はありません。ちょっとした家族へのお土産や阪神タイガースの応援に甲子園に行く前などにぜひ阪神名物いか焼きを買ってみてください。お好み焼きとも違う素朴な生地と味がとても美味しくて癖になりますよ！

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