『金は天下の回りもの』という格言がありますが、多くの人は『俺のところには回ってこない』と思っています。そんな人におススメの施設が「造幣博物館」。諦めているあなたでも、本物の金塊を手にすることができます。火力発電所が再生された造幣博物館には国内外の新旧貨幣や珍しいコインなどが約4000点も展示されています。
4000点以上のコインを展示!大阪天満宮「造幣博物館」
明治から動いている大時計
明治9年の建設当時から飾られている時計で、今でも定刻になると釣り鐘がきれいな音を響かせます
珍しい貨幣が盛りだくさん
時代劇でおなじみの大判小判から貿易に使われていた銀、札幌・東京オリンピックのメダル、国民栄誉賞の盾(サザエさんの長谷川町子)などの普段は見ることのできない貴重品がたくさん展示されています。
昔使われていた貨幣と現在流通している貨幣を見比べると時代の背景が浮かび上がります。
金塊に触れる!?お金の重みを体感しよう!
このコーナーでは金塊や銀塊に触れることができます。絶対に見ることのできない金塊を持つと、普段使っているお金がおもちゃに見えてきます。その他、貨幣袋や千両箱を実際に持ってみて、その重さを体験することができます。
屋外にも貴重な展示物があります。香港造幣局で使われていたフランス製の圧印機が置かれています。明治4年の創業当初は購入したこの機械で金貨や銀貨の造幣を行っていました。また、ドイツ製の圧印機も飾られています。
入場料無料!出来たてほやほやのお金の工場見学
併設されている造幣局の工場見学もできます。造幣博物館同様、無料ですが、事前の予約が必要です。造幣局ではガイドが付き、色々面白い話を聞かせてくれます。
ガラス越しに貨幣のできるプロセスを見学でき、できたての100円玉が目の前に置かれます。工場の中にいるのはほとんどがロボットです。
春は大阪の桜の名所「桜の通り抜け」
造幣局は大阪の桜の名所として有名です。毎年桜の季節になると、桜の通り抜けが開催されます。大川沿いにたくさんの桜が植えられており、その通路に沿いながら造幣局を通り抜けることができます。明治40年ころには「桜の通り抜け」という呼び名が使われていました。桜と造幣博物館の雰囲気が妙に似合います。
アクセス(行き方)、営業時間、定休日は?
気になる造幣博物館へのアクセスですが、電車での訪問が便利です。
(1)JR東西線「大阪天満宮」駅から徒歩で15分
(2)地下鉄「南森町」駅から徒歩で15分
(3)地下鉄「天満橋」駅から徒歩で20分
(4)京阪電車「天満橋」駅から徒歩で20分
いずれの駅からも徒歩10分以上ありますので、それなりに歩くことを覚悟しておいてください。営業時間は9:00~16:45(入館は16:00まで)となっています。
定休日は年末年始のみですが、不定休のため訪問の際はホームページなどをチェックしてください。造幣局の歴史を博物館で見た後に、桜の通り抜けを楽しむのが鉄板のコース。ぜひ美しい桜と硬貨を観賞してください!
名称 | 造幣博物館 |
---|---|
ジャンル | ミュージアム・ギャラリー、博物館 |
住所 | 大阪府大阪市北区天満1-1-79 |
交通手段 | (1)JR東西線「大阪天満宮」駅から徒歩で15分 (2)地下鉄「南森町」駅から徒歩で15分 (3)地下鉄「天満橋」駅から徒歩で20分 (4)京阪電車「天満橋」駅から徒歩で20分 (5)バス「桜の宮橋」停留所から |
営業時間 | 見学:原則通年で開館。 9:00~16:45(入館は16:00まで) |
休業 | 休館日:年末年始及び展示品の入替日等は休館) |
駐車場 | 一般駐車場なし |
検索する | Googleを開く |
ホームページ | ホームページを開く |
写真を見る | インスタグラムを開く |