天神橋筋六丁目「大阪くらしの今昔館」は着物で江戸時代の町を歩ける

コンクリートのビルに覆われた雑踏の町で生活していると、木で作られた昔の町並みに郷愁を覚えるものです。そんな現代人に心の癒しを与えてくれるのが「大阪くらしの今昔館」です。

色々な体験のできることがSNSを通して外国人観光客の間で人気になったこともあり、2019年5月に累計来場者数が500万人を超えました。なお、大阪くらしの今昔館は大阪市立住まい情報センタービルの8~10Fにあります。

累計500万人突破!大阪なにわ文化を学べる大阪くらしの今昔館

各フロアのコンセプトですが、10Fからは、9Fの「なにわ町家の歳時記」全体を上から眺められます。なにわ町家は1830年代(江戸時代後期)の大阪の町がコンセプトになっています。街並みを一望できることで、江戸時代の雰囲気が伝わってきます。

9Fでは江戸時代の町の中を歩くことができます。テレビや映画の時代劇でしか見られない江戸時代の町の様子が手に取るように分かります。

所要時間は2時間くらい!明治以降へタイムスリップ

8Fでは近代(明治以降)の大阪が表現されています。大正後期から昭和初期にかけてのジオラマが飾られており、現在との違いに驚かされます。

特に見逃せないのが「住まい劇場」です。戦後、空堀商店街で生まれ育った悦子が廃車になった木炭バスでできた市営住宅に住み、そしてニュータウンに引越すという物語が人形と模型で再現されます。

町並みの模型と八千草薫さんのナレーションで当時の生活が偲ばれます。その他、古き時代を表す模型や、昔懐かしい家電などが展示されています。

インスタ映え!着物で江戸時代の町並みを散策

大阪くらしの今昔館は大阪の町がものの見事に復元されています。時は夏の天神祭りの頃、大通りには高張り提灯が立っています。また、店先には様々な商品が並んでいます。

瓦も当時のものを使い、家にも釘が無く、当時と同じ工法で組み立てられています。家の中も、レトロなムードが漂っており見ごたえ十分。さらに今昔館では着物を借りることができます。コスプレ感覚で着物を着て町中を歩くと、しばしの間ノスタルジックを満喫できます。

外国人に超人気!海外の友達との大阪観光におすすめ

大阪くらしの今昔館は外国人用の案内も豊富なので、大人気の観光スポットになっています。外国人が多いせいか、入口には館内のルールがイラストで分かりやすく表示されています。また、受付には日本語の他に英語や中国語、韓国語のパンフレットがあり、外国人用の音声ガイドの貸出サービスもあります。

アクセス(行き方)、営業時間、定休日は?

気になる大阪くらしの今昔館へのアクセスですが、地下鉄谷町線・堺筋線、阪急「天神橋筋六丁目駅」下車すぐ。駅直結のビルなのでとても分かりやすいですよ。

1Fには三井住友銀行が入っている大きなビルです。営業時間は10:00~17:00。入館は16:30までとなっています。休業日は火曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(日・月曜日を除く)、第3月曜日(祝日・振替休日の場合はその週の水曜日)、年末年始(12/25~1/3)となっています。

外国人に大人気のスポット「大阪くらしの今昔館」。友人に外国の方がいれば、ぜひご紹介してあげてくださいね!

名称大阪くらしの今昔館
ジャンルミュージアム・ギャラリー、博物館
住所大阪府大阪市北区天神橋6-4-20 大阪市立住まい情報センター内
交通手段(1)地下鉄谷町線・堺筋線、阪急「天神橋筋六丁目駅」下車すぐ
営業時間10:00~17:00 入館は16:30まで
休業休業:火曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(日・月曜日を除く)、第3月曜日(祝日・振替休日の場合はその週の水曜日)、年末年始(12/25~1/3)、臨時休館有
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