こんにちは。大阪府在住のお肉大好きみんなのじもとライターです。
先日東京への出張があり、なかなか予約が取れないことでも有名な人気店「蕃 YORONIKU」の予約がやっと取れたので食べに行ってきました。恵比寿店は始めてだったのですが、スタッフさんもテキパキしていて非常に美味しく楽しめたのでレポートしてみたいと思います。しかし美味しかったなぁ。
日本で一番美味しいと思った焼肉屋よろにく
予約は「OMAKASE」という予約サービスを利用したのですが、さすがの人気店なので2ヶ月前くらいから予約しないと週末などは埋まってしまいます。今回は黒トリュフ付きのコースだったので一人12000円ですが、通常ですと8000円、10000円のコースがあり、オーナーが焼いてくれるスペシャルコースは20000円~楽しめます。
以前青山のよろにくでオーナーに焼いてもらった事がありますが、焼肉は焼き方や火加減で味がここまで変わるのかと新しい衝撃的な感覚を受けたのを覚えていますので、記念日などにはスペシャルコースもおすすめです。ちなみにライターの私はよろにくが世界で一番美味しい焼肉屋さんと感じております。
「蕃 YORONIKU」のコースメニュー
今回ライターの私が注文した12000円のメニューをご紹介します。部位名や順番などは間違っている恐れがありますのでご容赦くださいませ。
・サラダ
・キムチ盛り合わせと3種のナムル
・白センマイ、ユッケ、ヒレ炙り刺し
・ユッケのフランスパン乗せ
・厚切り上タン
・和牛のお寿司
・とうがらし
・ツチノコ
・サーロインステーキ
・シルクロース
・シャトーブリアン
・ざぶとんのしゃぶしゃぶ
・抹茶カキ氷
といった超豪華メニューになっています。10000円のメニューと比べると、和牛のお寿司と黒トリュフがついている分2000円高いのだと思います。あと、恵比寿のよろにくは青山店にあるほうじ茶のカキ氷がありませんでした。抹茶があまり好きじゃないのでちょっと残念でしたね。
前菜のサラダとキムチとナムル
まずは前菜のサラダとキムチの盛り合わせ、ナムルをつまみながら同行者とビールで乾杯です。サラダもナムルも普通、特に驚くような物はありませんがまあここは前菜なので普通に箸を進めます。次に出てくるのが白センマイ、ユッケ、ヒレ炙り刺し、ここから店員さんに焼いてもらう事になります。
焼肉を店員さんに焼いてもらうスタイルってあまりありませんが、韓国に行けばこれが普通のスタイルですよね?韓国では基本店員さんが焼いてくれます。ところが「蕃 YORONIKU」はこの焼きが尋常じゃなく高いレベルなので、おもわず笑みがこぼれてしまうほど、恐ろしい集中力でスタッフさんが焼き上げてくれます。
ユッケのフランスパン乗せ
次のフランスパンに乗ったユッケがまた美味しい。ロースターを使ってこんがり焼き上げたフランスパンの上に甘いソースがかかったユッケをたっぷりと乗せて食べます。生たまごの味も絡んで最高に美味しい。ここからコーススタートと言った感じでしょうか。フランスパンを焼くスタッフさんもキラキラして見えます。
厚切りタン
噛んだ瞬間から肉汁があふれ出す厚切りのタンも焼き加減が絶品なので、本当に美味しい。サクっと歯で噛み切れるのですが、中はちょっとレア気味なのがポイントです。ロースターの焼き目が何とも可愛い顔してますね。このタン。
シャトーブリアン&シルクロース
次に赤身の王様、シャトーブリアンとシルクロースを焼いてもらいます。この赤身がまた格別に美味しい。赤身でありながら全く歯が必要ないくらいの柔らかさで、かつあっさり。でも味はジューシーなんです。一般的に想像される赤身とは全く違う味、高級鉄板焼店で出されるヒレステーキを焼肉用に薄切りにしています。
これもよろにくならではの食べ方ですよね。もう一つのシルクロースもびっくりするくらい触感がシルクです。「蕃 YORONIKU」オリジナルのネーミングなんでしょうが、上手い表現だなと思いましたね。
ツチノコ&とうがらし
次はとうがらしとつちのこ。名前を聞いてもいったいどの部位なのかまったくわかりません。店員さんに聞いた所、よろにくがオリジナルで付けている部位の名前だそうで、牛の腰からとれる赤身のことをツチノコと呼ぶそうです。そりゃ知ってるはずないです。トウガラシは肩の一部で、肩甲骨付近の肉だそうです。
どちらもあっさりした部位なので、レアで美味しくいただきました。赤身の焼き加減もスタッフさん最高です。「蕃 YORONIKU」の焼肉メニューはそれ自体がオリジナルなんですね。
和牛のお寿司
ここで和牛のお寿司が登場。焼肉屋さんのお寿司って、シャリがいけてなくて残念なパターンが非常に多いイメージですが、「蕃 YORONIKU」のお寿司はシャリもきっちりしていて安心しました。もちろんネタの牛肉も甘みたっぷりのお刺身で、美味しい。酢飯が口の中を少しさっぱりしてくれます。
サーロインステーキ
ステーキとはいっても焼肉なので、厚切りで写真の通りのサイズのステーキを焼き上げてくれます。一口サイズでさくっと食べれるステーキなんて最高じゃないですか?脂が濃厚なので、コースになるとこのサイズがベストサイズなんだなと感じました。
この辺りになると、店員さんの焼き方も芸術の域に。余分な脂を落とすために、ロースターにバンバン肉を叩きつけるのですが、まるでバスケットボールのドリブルのよう。そして肉の焼き加減を集中して見つめ、最高の状態でお皿にサーブしてくれます。その眼はまるでサバンナで獲物を狙うライオンのよう。まさに肉焼きの化身です。
ロース?ざぶとん?のしゃぶしゃぶ
メインメニューがこちらのシルクロースの生卵添え。ひょっとするとざぶとんだったかも…部位名は忘れてしまいましたが、レアで特性のダシでしゃぶしゃぶした最高級のロースを生卵と甘めのタレに付けて食べます。超高級しゃぶしゃぶ店の味と言った所でしょうか。ただ、余分な脂がだし汁の中にで落ちているので比較的あっさり食べれます。
こんな感じでしゃしゃっとだし汁のなかでしゃぶしゃぶ。このしゃぶしゃぶの手付きも芸術的。最高の火の通り加減を探しながらしゃぶしゃぶしているのが伝わってきます。このスタッフさん、指名制度があれば次回も間違いなく場内指名してしまうレベルのスキルです。
黒トリュフを削る削る削る
今回は追加で黒トリュフを注文していましたので、シルクロースの上にたっぷりの黒トリュフを振りかけていただきます。口に入れるとトリュフの香りが抜けて、めちゃめちゃ美味しい。トリュフ抜きでも美味しいですが、香りが爆発するのでたまりません。何とも贅沢な一品です。
ここまででかなりお腹がいっぱいになり、大満足の味でした。10000円のコースで存分に最高の焼肉を味わえると思います。20000円のスペシャルコースは高すぎて手が出ませんでしたが、また次の機会に挑戦してみたいなと思います。
抹茶のかき氷
最後は口直しにあっさりした抹茶のカキ氷でフィニッシュです。誕生日や記念日などのイベントであれば、事前予約しておけば花火を刺して持ってきてくれます。ちょっと注目を浴びますが、相手にも喜ばれること間違いありません。カキ氷はあまりにも大きいのでお盆に大量にこぼれるのは仕方がない所です。
アクセス、営業時間、定休日、駐車場、電話番号
気になる「蕃 YORONIKU」(ばん よろにく)へのアクセスですが、JR山手線・埼京線【恵比寿駅】東口徒歩2分、東京メトロ日比谷線【恵比寿駅】徒歩4分の場所にあります。詳細はグーグルマップを利用してください。営業時間は17:00~24:00(L.O.23:00)まで、定休日はありません。
駐車場はありませんので近隣のコインパーキング等をご利用ください。その他電話番号やイベントなどは下記概要の食べログホームページや予約サイトからチェックしてください。
「蕃 YORONIKU」よろにくの予約方法
通常電話ではなかなか予約が取れないので、訪問するのであれば事前にスケジュールを立てて訪問するしかない「蕃 YORONIKU」ですが、テーブルチェックかOMAKASEを利用すれば比較的簡単に予約することができます。それでも週末は激戦なので、予定が決まったらなるべく早くに予約をすることをお勧めします。
予約の際は下記のリンクからどうぞ。コースメニューもサイトによって違ったりするので注意してくださいね。
「蕃 YORONIKU」恵比寿店まとめ
以上が蕃 YORONIKUに行った際の様子レポートです。今回は12000円のコースでしたが、恐らく8000円のコースでも十分に楽しめますし、オーナーの蕃さんが焼いてくれるスペシャルコースも20000円以上ですが、驚くほどに美味しいのは間違いありません。
今までの焼肉の概念を変えてくれる素晴らしいお店が「蕃 YORONIKU」さん。騙されたと思って東京への観光の際は一度行ってみてください。最高の焼き加減で提供される焼肉は本当に絶品ですよ。全集中して焼いてくれるスタッフさんの仕事っぷりも一見の価値ありです。
店名 | 蕃 YORONIKU (えびす よろにく) |
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ジャンル | 焼肉、ホルモン、牛料理 |
予約 | 予約可 |
住所 | 東京都渋谷区恵比寿1-11-5 GEMS恵比寿 8F |
交通手段 | JR山手線・埼京線【恵比寿駅】東口徒歩2分 東京メトロ日比谷線【恵比寿駅】徒歩4分 |
営業時間 | 17:00~24:00(L.O.23:00) |
定休日 | 無休 |
決済方法 | カード不可 |
駐車場 | 無し |
喫煙 | 禁煙 |
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予約 | ・tablecheck ・OMAKASE |