熊野古道「百間ぐら」は感動的な夕日が見れるハイキングスポット

こんにちは。和歌山県在住のみんなのじもとライターです。

今日は私の地元にある観光スポットをご紹介したいと思います。私の故郷である和歌山県の田辺市には、とても見晴らしが良いスポットがあります。百間ぐらという地元では有名な登山スポットで、百間ぐらから眺める夕日はまさに絶景なのです。今日はそんな百間ぐらをご紹介したいと思います。ちなみに読みかたはひゃっけんぐらと読みます。

熊野古道の中間にある絶景スポット百間ぐら

和歌山には、熊野古道という道があり、その道は山間部にある道なのですが、そこでハイキングを楽しんでいる方々も非常に多いです。熊野古道はそこそこ長い距離になり、スタート地点の小口自然の家から請川というバス停までは実に13kmあります。このコースのハイキング所要時間は6時間が目安になります。

この熊野古道という山道はそれなりに起伏もあり、スタート地点からこの山道を歩いていくに連れ、だんだん標高が高くなってきます。この一番標高が高い地点が、百間ぐらと呼ばれており、夕日鑑賞に最適なスポットとして話題です。熊野三千六百峰が一望できると言われていて、横には小さなお地蔵さんが祀られており、熊野の人々を見守ってくれています。

百間ぐらからの夕日は絶景

標高が高いだけに百間ぐらの眺望は抜群です。そこは山岳地帯になっていますが、百間ぐらから周囲を眺めてみれば実に壮観な光景を満喫できます。ちなみに百間ぐらを通過すればハイキングコースはだいぶ楽になります。そこまでの道は上り坂ですが百間ぐらを通過した後はずっと下り坂になるからです。

百間ぐらの神秘的な景色を楽しむ

タイミングが良ければ朝の時間帯には雲海も見ることができます。時間帯によって色々な景色を楽しむことができるのも百間ぐらの魅力と言えます。ここまで来ればゴール地点である請川のバス停まではあとわずか。息を整えながらゆっくり下山しましょう。近年は「パワースポット」としても注目される熊野古道、世界遺産に登録されているその美しい景観はただ歩くだけでも大自然を楽しめますし、独特で神秘的な空気は癒しにもなりますよ。

アクセス、営業時間、休館日、駐車場、電話番号

気になる百間ぐらへのアクセスですが、田辺市本宮町請川から徒歩2時間、新宮市の小口自然の家から徒歩3時間の場所にあります。営業時間は特になく24時間立入可能で、休業日もありません。駐車場は併設されていませんのでご注意ください。その他電話番号やイベントなどは下記概要の公式ホームページ、または和歌山県観光振興課をチェックしてください。

神秘的な空気が漂う熊野古道はさすが世界遺産だけあり美しい自然でいっぱい。ぜひ人生に一度は熊野古道を散策してみてくださいね。