JR天満駅「たこ焼き寛子」形は悪いが味は旨い84歳元気ママの店

こんにちは。たこ焼き大好きみんじもライターです。

本日ご紹介するお店は天満駅近くの細い路地で毎日たこ焼きを提供している名店「たこ焼き寛子」です。一応裏天満になるのかな？御年84歳の寛子おばあちゃんが丁寧に焼いてくれる卵たっぷりの黄金色のたこ焼きが寛子(ひろこ)の特徴です。

今回のレポートは私が良く行く「たこ焼き寛子」をとても良く表現できているのでぜひ参考にして食べてください。

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必ずたこ焼きをオマケしてくれる寛子ばあちゃん。

天神橋筋商店街の細い道をすっと入った所にある寛子はとても小さいお店です。ただ、今年でついにたこ焼きを焼いて60年の寛子おばあちゃんの優しさが溢れ出ており、お土産に買って帰る人が後を絶ちません。

焼いている姿を見ていると、できるだけ長生きしてたこ焼きを焼いてね。と心の中で言ってしまうくらい可愛いおばあちゃんです。たこ焼きは10個で250円なのですが、ほぼ100％10個を頼むと1個から5個の間の数量をオマケしてくれます。知り合いのおばちゃん気分で嬉しくなるサービスです。

黄金に輝く生地はサフランライス。価格(値段)は？

たこ焼きはこだわりの生地で、サフランライスと同じくらいの黄色。こだわりの卵黄を使用しているそうです。たこ焼きの色の話をすると、「味にこだわってるから60年も続けられてるんや」と力強い返答を言ってくれます。焼いている姿はとてもテキパキ。84歳とは思えない千枚通しさばきは圧巻です。価格は10個250円、15個350円、29個450円、25個550円と激安。25個の値段が普通のたこ焼き屋さんの10個です(笑)

たこ焼き寛子の味はまるで玉子焼き。いや「寛子焼き」

味は濃いお好み焼きとでもいいましょうか。モダン焼きの玉子と生地を一緒に食べた感じです。そこに自家製のソースとマヨネーズがかかると通常のたこ焼きよりも遥かに濃厚でお腹が一杯になります。ダシの旨味を味わう大阪たこ焼きとは一線を画す濃厚なたこ焼きが寛子のたこ焼きなんです。

これはもはやたこ焼きではありません。「寛子焼き」と命名します。これからは寛子焼きと呼んでください。

8割は綺麗。2割は形がぐちゃぐちゃ。愛嬌満点。

言っておきますが、この写真のたこ焼きは提供されたそのままです(笑)

写真を見て頂くとわかるのですが、正直形は全然丸くありません。2割程はぐちゃぐちゃです。思わずクスっとしてしまうほどに普通では考えられない形をしています。たこ焼き器の穴と穴の間の生地が上手く丸い所に入っておらず、髭のようにビヨーンと伸びているのが寛子の特徴です。

ただ、この髭がカリカリの別食感でとても美味しいのです。持ち帰りの箱に入れてもらう時もグチャグチャになっているのですが、そんな事気にする由もありません。結果口に入れたら美味しいんですから関係無いんです。

あれ？これはゆで卵？絶対混ざってないよね？

とっても濃厚で美味しい寛子のたこ焼き、あっという間に完食です。最後の1個に取り掛かったときに思わず違和感。じっとたこ焼きに寄ってよく見ると、これは完全にゆで卵。卵黄の塊です。絶対に混ぜ切れてません。寛子のたこ焼き可愛すぎる。

ソースとマヨネーズに付けて、最後のゆでたまごも美味しく頂きました。気持ちほっこり、とても幸せな気分になります。だって10個250円です。たこ焼き寛子にはお客さんへの優しさ以外何もありませんから。あんまり力を入れて混ぜると腕が痛くなっちゃうかも知れないからこれでいいんです。体に気を付けて。

気になる寛子のアクセス(行き方)、営業時間、定休日は？

気になるたこ焼き寛子へのアクセスですが、JR天満駅から徒歩約１分、天神橋筋六丁目駅から徒歩約5分の所にあります。人気の串カツ屋さん七福人と山崎デイリーのある交差点を東に入った所すぐにあります。営業時間は12:00～19:00まで、定休日は火、水となりますが、気分によって開いてたりします。84歳のおばあちゃんですからその辺りも自由です。

天満駅すぐ、人気のたこ焼き屋さん「寛子」これはもはやたこ焼きではなく寛子焼きと言う一つのジャンルです。濃厚な生地と酸味のあるソース、そこにマヨネーズをかけて食べるとあっという間にお腹いっぱいです。寛子ばあちゃんの優しいオマケに触れて楽しい1日にしてくださいね。

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