梅田スカイビル「絹谷幸二 天空美術館」は観覧者を元気にする美術館

こんにちは。みんなのじもと大阪ライターです。

日本美術界の第一線で活躍している画家の「絹谷幸二」をご存知でしょうか？絹谷幸二(きぬたにこうじ)は1943年生まれの日本の画家で、東京藝術大学を卒業後単身イタリアに渡り、アフレスコ（壁画技法）をさらに深めた後に帰国。その後歴代最年少にて画家の登龍門と言われる安井賞を受賞した画家です。

そのエネルギーに満ちた独特な画風は多彩な技法に裏付けされており、多数の評価を得ています。現在では画面構成に漫画的吹き出しを組み込む事で、現代的な具象画の探求も行っている、常に進化し続けている画家と言えます。2014年には文化功労者に選出され、美術と社会を結びつける幅広い活動も行っています。

スカイビルから新しい芸術を発信

1997年には長野冬季オリンピック・ポスターの原画制作もした絹谷幸二の鮮やかな色彩と独創的なタッチの作品を存分に楽しめる美術館が大阪にあります。

場所は梅田スカイビルタワーウエスト27階の「絹谷幸二 天空美術館」です。観光客に大人気の梅田スカイビルにありますので、屋上からの展望も一緒に楽しんでみるのがおすすめです。

絹谷幸二天空美術館はまさに天空の楽園

「絹谷幸二 天空美術館」には迫力のある3D映像が楽しめるシアターや、大阪の眺望を望める天空ギャラリー、夕焼けの空を見ながらティータイムを過ごせる天空カフェがあります。まさしく、天空の楽園を訪れたかのようです。

絹谷幸二の言葉

天空美術館の名誉館長、絹谷幸二が作品を説明する時に必ず伝える言葉があります。『色のある世界は人を幸せにする。野菜や果物、肉などのカラフルな食材を食べて、毎日、エネルギーチャージをするように、この美術館でも色鮮やかな作品を見て、元気になってもらいたい』

実際の絵を見て頂ければわかりますが、本当にエネルギッシュで元気になる気がする絵画でいっぱいです。

天空ギャラリー

美術館内にある「天空ギャラリー」は絶好の展望スポットとなっており、屋上まで登らなくてもはるか大阪の町並みを一望できます。天空ギャラリーは1日中再入場ができるため、陽ざしに輝く景色や、オレンジ色の夕陽の空、ネオンの鮮やかな夜景を全て見ることができます。

天空ギャラリーの絨毯は天空らしく雲をイメージしてあり、ふわふわした歩き心地は天空に浮いているかのような気分に浸れます。

天空カフェ

天空カフェは美術館に入館せずに、コーヒーのみでの利用も可能なカフェ可能です。イタリア製のおしゃれなイスに座り、ゆったりした気分で天空の景色を満喫できます。

天空カフェのカウンター席は全面ガラス張りの窓側に設置されており、日が暮れていく町の様子を眺めなる事もできます。大阪の絶景を眺めながら飲むコーヒーはまた格別な味がします。なお、天空カフェでは大阪平野を一望できるだけではなく、色使いの繊細な絹谷幸二の版画も鑑賞することができます。

天空美術館ミュージアムショップ

天空美術館のミュージアムショップは、絹谷幸二が若き日に留学で訪れた、イタリアやヨーロッパを描いた作品を展示する「青色」のゾーンと、富士山や古事記などの東洋の作品が並ぶ「赤色」ゾーンがあります。インテリアとして使いたくなるような商品がいっぱい並んでいます。

アクセス、営業時間、休館日、電話番号

気になる絹谷幸二 天空美術館へのアクセスですが、大阪駅から徒歩9分、梅田スカイビルの27階にあります。駅を出ればどこからでも見える大きなビルです。営業時間は10～18時まで。ただし金土祝前日は10～20時までです。休館日は火曜日。ただし年末年始や展示物の入れ替えのタイミングも休館となります。電話番号は概要にあるホームページからチェックしてみてください。

眺望抜群の梅田スカイビル27階にある絹谷幸二 天空美術館。ファン待望の最新型ミュージアムは美の力、芸術力によって、人類を元気にすることをコンセプトにした新しい美術館です。ぜひ一度絹谷幸二のパワーを体感してみてください！

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梅田スカイビル展望台からの眺めも絶景ですので、ぜひ絹谷幸二 天空美術館にお越しの際は展望台へも登ってみて下さいね。特に夕日が沈む夕方の時間の景色がおすすめです。