奈良観光の定番「春日大社国宝殿」の朝拝に無料参加でリフレッシュ

こんにちは。奈良県在住のみんなのじもとライターです。

奈良市春日野町に位置する春日大社は、古都奈良を代表する、県一番の観光スポットです。付近には奈良公園があり、1000頭以上はいるのではないかと思われるほど、たくさんの鹿が自由に散策？しています。もちろんお目当ては、観光客の購入する鹿せんべいで、持っている人を見ると、敏感にかぎつけた鹿たちに囲まれてしまうほどです。今日はこのエリアにある「春日大社」をご紹介したいと思います。

奈良観光の定番春日大社

奈良県の鹿はとても人に慣れていて人を怖がりません。これは鹿は神の使いとされ、この聖域では珍重されているため、条例で保護されているので鹿も安心しているんです。鹿のフンを踏んでしまうのは仕方ないことですが、横断歩道を渡っていたり、子鹿を見れたりと奈良公園はのどかで楽しいスポットです。小さなお子さんは少し怖いかもしれませんが。

さて、話しを春日大社に戻します。まず、巨大な一の鳥居をくぐり、春日大社に足を踏み入れましょう。このエリアまで来ると鹿の頭数はかなり減ってきます。特に鹿の入場制限をしている訳でもなさそうですが、鹿も参拝客の邪魔にならないように遠慮してくれているのでしょうか？なぜか一気に鹿の数が減るのが不思議な所です。

無料の朝拝に一般参加可能

春日大社は年間に2200回もの国家・国民の平和と繁栄を祈る祭が斎行される由緒正しき神社で、奈良時代の神護景雲2年（768）、称徳天皇の勅命により御本殿が造営されました。春日大社では毎日の決まりごととして朝にお参りを行っており、一般の方も参加が可能です。朝拝(ちょうはい)と世ばれれているこの儀式は神社を順次お参りしていき、その中で一般参加の方もすばらしい人生を切り開くヒントを掴んでほしいとの思いで1日も休まず続けられています。

参拝の時間は30分程度ですが、参加料も無料ですし、神職の方の指導もありどなたでも安心してご参加いただけます。スケジュールにより一般参加ができない日もありますので、もし興味のある方は「春日大社ホームページ」をチェックしてスケジュールを調整してください。

南門は朱塗りのみごとな楼門

ゆったりと参道を歩き二の鳥居をくぐり、いよいよ南門に到着です。この南門は、春日大社の中で一番大きく、朱塗りのみごとな楼門で、春日大社の歴史を感じとることができます。そして、本殿の荘厳さにはひたすら圧倒されます。まず、他の神社との大きな違いは本殿付近の敷地の広さではないのかなと感じます。

かなりの参拝客がいるにも関わらず、静謐な雰囲気を損なうことなく、ゆっくり、こころ静かに参拝することができます。日本一のスケールではないでしょうか。近くには、若宮神社など、他にも由緒正しき神社がありますが、おすすめは金運アップのパワースポットでも大人気の金龍神社です。こじんまりとした敷地の中にある神社ですが、行列ができるほどの人気です。それだけ、霊験あらたかなのでしょう。

帰路は、奈良公園に戻って鹿に癒されます。神様の使いである鹿はとても大事に飼育されているので、人を見ても逃げることもありません。鹿せんべいを持つとすごい勢いで一気に迫ってくるので、ちょっとびっくりしますが、とても可愛らしいのです。

アクセス、営業時間、定休日、駐車場、電話番号

気になる春日大社国宝殿へのアクセスですが、(1)JR・近鉄奈良駅からバスで8分（市内循環バス）春日大社表参道下車から徒歩で10分、(2)JR・近鉄奈良駅からバスで10分（春日大社本殿行き）春日大社本殿下車から徒歩すぐの場所にあります。営業時間は10:00～17:00まで、入館は16:30までとなります。定休日は年4回の展示入替毎に１～２日休み。駐車場は100台ほどのスペースがあります。その他電話番号やイベントなどは下記概要の公式ホームページからチェックしてください。

春日大社の恩恵を受けている鹿に、優しくすることによって、少しは自分にもいいことがありますように、と願いながら鹿せんべいを与えます。鹿との触れ合いが、春日大社を参拝した時の恒例行事となりました。朝の散歩にも最適なマイナスイオンたっぷりの春日大社。ぜひ奈良観光の際にも寄っていただきたい、パワースポットです。